"村上先生 あ、そうなんですか。いえ、それはさておき……問題は、穂積先生のお父さんです。東京帝大法学部・初代法学部長の穂積陳のぶ重しげ(1855〜1926)ですが、この方はなんと、明治民法、つまり保守的な家制度を作った中心人物なんですよ。 見るる え? 女性教育を推し進めた人のお父さまが、あの家制度を!? それはかなり意外です……! 村上先生 そうなんです。明治民法の「家」制度を作った父親のもとに生まれ、父親と同じ法学の道に進んだのに、やっていることは真逆なんです。面白いでしょう" https://steranet.jp/articles/-/3001 #虎に翼