"7年ほど前、飛行機の中で映画「レヴェナント」を見ました。坂本龍一さんが中咽頭(いんとう)がんの治療直後に音楽を担当した作品です。極限状態に置かれた人間が描かれていて、音の使われ方がちょっと普通じゃなかった。 特に厳しい寒さの中の風の音が気になりました。帰国後にDVDを買って自宅でじっくり見直すと、やはり手が入っていた。どこに手を入れたか分からないくらい、ほんのわずかに。自然を呼び寄せたり、介入したりしていた。面白い。見事だなと思いました" https://digital.asahi.com/articles/ASS2L4SR4R8PUTFL01N.html?ptoken=01HT1R3Z6N2E7XZSDS0BYE7RXJ