"私たちは、生まれ育った環境に即して、「身の丈にあった」ものを知らず知らずに選んでしまう。経済学はこうした背景を無視しがちな一方、社会学はそこに全てを見いだそうとするという。保守的なジェンダー規範が強く残る場面では、意識せずにその規範に沿って行動してしまうこともあろう。それを女性の自発的選択と切り捨ててよいわけはない。 女性が競争を避ける傾向は、競争相手が男性であるときに顕著に観察されている。一方、世界的に珍しい女性優位社会で行われた実験では、性差は逆転し、男性のほうが競争を避ける傾向が強かった。これらは、意思決定の性差が、社会的に規定されることを示唆している" https://digital.asahi.com/articles/ASQ7K5RWMQ7KUPQJ004.html?ptoken=01HP4554W9QHTMH5HA6S8Y1NN8