あと私、この表を読み違えていた。o3 lowが非公開問題100問に76%得点して、$20(3000円)かかったというのは、1問あたりなのか。
ということはo3 highが88%得点して、50万円かかったというのは、まさかの、1問あたり50万円か。
しかしo3 highの料金は公表されてないが、highはlowの172倍の計算を行ったということは分かるので、$20 x 172=$3440というのを参考のためにグラフに描き入れたのか。つまりこのコストは確定値ではないということになり、実際にいくらかかったのかはOpenAIしか知らないということに。
o3 highの実際のコストが不明である以上は、全問を$10000以内で解くという制限をクリアしているかは不明だから、今回のSOTAはあくまでo3 lowの76%に与えれたものなのね。
https://arcprize.org/blog/oai-o3-pub-breakthrough
o3 high(tuned)というのは、ARC-AGIの公開問題の75%をデータセットとして学習したものというメモは、普通に記事に書いてあった。
https://x.com/cometscome_phys/status/1870617749409743097
https://x.com/cometscome_phys/status/1870619149011226921
https://x.com/cometscome_phys/status/1870619908805111990
生成AIに新しい概念を思いつけるか。これまでの理論や現象からの外挿でいけるのか。
私はそれは生成AIの仕組み上、無理じゃないのかとずっと思っているわけだが、できるという主張が根強いのよな。なんでだろうね。
それに対して、ツッコミが入りまくってるが、そりゃそうよ…
結局これもまた、OpenAIのいつもの仕込みだねぇ。GPT-4oのときは、Chatbot Arenaに覆面モデルとして参戦させるという仕込みをしてた。評価者の運営を抱き込むの、ほんとフェアじゃないんよ…
https://x.com/mutaguchi/status/1790104994827600187
https://x.com/mikeknoop/status/1870583471892226343
メモの原文は今のところ見つけられなかったが、ARC Prizeの中の人による言及をみつけた。
曰く、「それはまあ、そういうもんやで」とのこと。
これに関して、こんなポストを見かけた。
https://x.com/NielsRogge/status/1870393141507108999
https://x.com/NielsRogge/status/1870455685131145350
ちょっと出所が分からないんだけど、o3 high(tuned)というのは、ARC-AGIの公開問題の75%をデータセットとして学習したもの、ということらしい。
これで本当に、「今のところ人間にしかできない、抽象化と論理的思考ができる」という、汎化性能の達成を評価出来ていると言えるのか、というこの人の疑問に私も同意だな。
https://x.com/GianMattya/status/1870622801083940865
生成AIに判断を委ねて、その結果で不利益が出た場合でも、保険か何かで金銭で解決する仕組みを作れば、AIにも「責任」を取らせられる、という言説。
問題は、AI利用コスト+保険料が、人間の雇用コストをコンスタントに上回るかだと思う。保険料はAIが間違いを犯すことによる損害額の期待値から算出されるわけだが、保険会社の気持ちになって考えてみるのも面白そう。
まあ個人的には、生成AIの出力を人間がチェックする、すなわち「人間が責任を負う」方が、はるかに安上がりだと思うけどもね。
月額3万円の最強ChatGPTに「電源で音質が変わるか」と聞いたら意外な展開に という記事に関する感想。の補足。
https://x.com/MobileHackerz/status/1870622172106150018
全文o1 proに出力させる追試をしてみた人が。やっぱりできるね、これ。
ChatGPTの初期版(GPT-3.5)でも、階層構造を設けたメタ小説的文章をちゃんと紡いだ実績があるんで、それくらいは余裕なんだろうな…。
自分の知らないWebサイトのメールフォームに、自分のメアドが勝手に使われて、犯行予告メッセージをそのサイトに送付され、そのメッセージがリマインダとして自分のメールアドレスにも送信される、という事象が発生しているらしい。
しかし、身に覚えがないからといって、SNSに貼って拡散するのは極めて悪手だと思われるので止めた方がいいですよ。
その犯行予告メッセージを最初にpublicにしたのは、メールアドレスを勝手に使われた本人ということになる。もし、犯行予告を公開することが、脅迫とか威力業務妨害とかの犯罪に該当するなら、その犯罪を行ったのは誰ということになるだろうか。