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x.com/RyuichiYoneyama/status/1
このポストは確かにそうなんよな。配偶者に関しては配偶者特別控除があるから、控除額は累進的に減っていくので、103万円の「壁」は本当は無い。壁があるのは扶養控除の方。しかし、扶養控除で壁があるなら、基礎控除ではなく、扶養控除の方を改善すべきというのももっともな話。

扶養親族の所得金額閾値を48万円からさらに上げるとか、「扶養特別控除」みたいなのを導入して累進的に控除額を減らすとか、やりようはある。

あと、扶養親族が103万円以上稼ぐという状況は、だいたい子供が大学生でバイトする場合なのだし、学生の本分は勉強なのだし、103万円以上稼ぐことより、勉強を優先すべきというのも、もっともな話だなぁ。

「扶養親族の所得金額閾値を48万円からさらに上げる」の「48万円」がまさに基礎控除額なので、「基礎控除額を上げる」と結局同じことではある。

でも、「基礎控除額を一律上げる」のは103万円の壁破壊目的としてはおかしい。基礎控除額を上げるのは、扶養家族に限るべきだ。

ただ、基礎控除額一律アップは、あくまで税負担を減らすのが第一目的であり、「103万円の壁を壊す」効果は副次的なものだ、という立場ならば、一律アップは妥当だろう。

しかし、基礎控除額一律アップで失われる税収分は、103万円の壁破壊により、多くの人が今より長時間働くことで得られるようになる直接的な税収や、間接的な経済効果だけではとても補えない、というのも確かにそう。そこはどうすんの?に答は必要だろう。

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