『光る君へ』が斬新な大河になった理由 吉高由里子×柄本佑だから成立した“メロドラマ” (Real Sound、2024/5/5)
https://realsound.jp/movie/2024/05/post-1652652.html
『光る君へ』、現代の口語が多用されること、史実にはないストーリーが展開されること、道長という人物の描写、などについて消化しきれないところがあり、楽しみ方にとまどっていたのだけど(その逡巡は完全に消えたわけではないけど)、昔ながらの少女マンガ的世界、あるいは昼ドラで描かれたメロドラマとして見るととてもおもしろく、あのOPも「メロドラマやります」宣言として見ることができる、という、自分のなかで楽しみ方に補助線を引けた思いがして、わりとすっきり楽しめて(しまって)いる。
関連記事などをほとんど読んでいないので、まったくの主観的な受け取りに過ぎないが。
ただ、実在した人物を配したストーリーでそれをやるということについては、やっぱりいつも消化しきれない思いがある。自分が大嫌いな人物がいたとして、自分の死後にその人物とのロマンスを描かれたらいやじゃん……みたいな。
まあそれ言ったらこれに限らないだろうというところはあるんだけど。朝ドラだって実在の人物をモデルにした話が多いわけで。