『グランツーリスモ』
GTアカデミーの部分、やはりドラマが薄いのがもったいないかも。トップガンマーヴェリック並みに可能性があるけど、それやったら映画の尺に間に合わないか…レース場面をたくさん見たいからな…。レーサーのライバルがいるし。あいつもコーチと絡めて色々膨らみそうなんだけど。惜しい。
デヴィッド・ハーバーのコーチが、予想より早く主人公応援隊になっていくのが微笑ましかった。いや、きちんと理由は提示されるので、ちゃんとした能力ある良い大人って感じがしてそこが好きなんだけど。
日産、ビジネスサイドの役を担うオーリーが絶妙に嫌な奴らしさをかわしていて面白かった。こいつ…って憎みそうになるところを踏み込ませない。ほんわか主人公を応援している感。
日本描写が予想以上にあって驚いた(日産の話だと知らなかったくらいなので)が、きちんといま外国人から見る日本という感じで、真面目だな~と感心した。トンチキジャパンに慣れてるから…
ゲームのグランツーリスモの制作過程も紹介されてるけど、そこも格好良く描いていて、真摯に向きあってるのがわかって良い。
国旗を運ぶフランス軍の部分だけ変に尺をとってる気がしたのだけど、あれは監督の趣味が出たとかそういう?