アフリカのミュージシャンで活動家というとウガンダのボビ・ワインのドキュメンタリーを思い出した。音楽はレゲエにアフロビート混ぜた感じだったなぁと検索したらYTで全編公開されてた。
https://www.youtube.com/live/FLUmZnOUX0Y?si=jJWqZrsZK1pq81h4
いまこのドキュメンタリーを見終えたところですが、いやー凄い。
そもそもとしてクティ氏が生まれたナイジェリアはコートジボワールやガーナなどと共にヨーロッパの列強が既に500年ほどの間搾取しまくってる土地柄であり。
アメリカ大陸に拉致した黒人奴隷もだいたいここら辺からですよね。
ドキュメンタリーでクティ氏が主張するところ、ナイジェリアではその構造がほぼ完成しており黒人が黒人をアパルトヘイトする南アフリカより酷い状況だと。
そういう所でパンアフリカを唱え、搾取からの解放を訴えたわけで、そりゃ既得権益層からは目の敵にされたわけですね。
しかし自身がライブする箱をアフリカシュライン、神殿とか神社とかいう意味、と名付けてグルみたいになってたり滅茶苦茶ではあるんですが、音楽的にも人間的にもカリスマがあるので、その時の人々は熱狂したんだろうなと。
ラテンジャズやアフロキューバンが好きで一時期よく聞いていたのですが、アフロビートはその亜種ぐらいの認識しかなかったのですが。
すいませんナメてましたすいません。
例えてよいのかアレですが、ジャマイカにおけるボブマーレイのような存在だったんでしょうかね。
YoutubeにはこのFela Kuti氏のドキュメンタリーが色々アップロードされてるみたいなので、明日にでもチェックしてみます。
たとえばこれとか。
https://youtu.be/2XtkbruUslw?si=c3udozzJMtoe5Xbe
Fela Kuti: Music Is The Weapon | Full Music Documentary Movie [参照]
祖父母の戦時下体験をほぼ全く聞けなかったので聞ける環境にある人が羨ましいよ、私は。生まれた時には三人が死んでたし残りの一人も9歳の頃にはボケてたし。他の親戚やジジババからの断片的な話を繋ぎ合わせ。