竈の神にお供えをした、おさがりの餅を入れるのだった
女正月とも言うと聞いたことがある
実家には今も誰も使わなくなった竈があって、使おうと思えば使えるのだ
竈神は黒い漆塗りのお面で竈のそばにかけてあった
子どもの頃は怖くて泣いたっけ
母が旧い習慣を自分の実家の風習に変えて簡略化してしまったので、私の子供時代のお正月は今はなくなってしまった
父も高齢でその辺がうろ覚えになっている
もっとちゃんと覚えておけばよかった
@moran_aoki
昨日の住民総会には、今年移住してくる三十代の若い夫妻がはじめて参加してくれたのですが、会議の後で、二十三夜は続けて欲しいと思いました、続けることになって良かった、と言ったので、ちょっと驚きました。
お宮さんの入口の橋を渡ったとたんに、百年前の世界に繋がる場所に入ったような気がする。古いものを残してほしい、と。
この若い夫婦、一見すごく物静かで、周囲への協調性なんかも抜群に良いんだけれど、むちゃくちゃ面白いんです。
幼児を連れてこの限界集落に移住してくるというだけでも無茶苦茶なんだけれど、太陽光と水力でエネルギーを自給したい、浄化槽も自前で作る、循環型の生活をしたいのです、という事を言ってて、昭和・平成のジョーシキに囚われている爺さんは、ぽかーんと口を開けさせられました。
えー、大丈夫? そんなん、難しいやろ? というのが正直な感想なのだけれど、でも、すごいな、面白いな、と思います。
彼らは、20年後、30年後のこの村を考えて、今何をするかを決めたい、と言うのです。
ああ、そうか。私は5年後すらも考えることが出来ない。だって、私の健康寿命はせいぜい後10年あるか無いかだから。
これは、もう、出来る限り彼らの手助けをしなければいけない。助力というより、邪魔をしないように、余計な障害物を取り除くようにしてあげたい。
凄いですね
センスがいいんだなぁ
若くてエネルギーに満ちてないと出来ない気がします
私とかはもう年齢的に中途半端で、しかも独りで帰ったものだから田舎のコミュニティに生まれたところなのに溶け込めなかったんです
どうぞ力になってあげてください
繭玉をミズの赤い枝に飾るのが好きだったな
これも小正月の行事で祖母がやっていた