コオロギを飼うというのは唐の時代からあって、でも鉄製や竹製の普通の虫かごなわけね。ラストエンペラーに出てきた、瓢箪型で意匠を凝らしたものは清に生まれた。彫りを全面に施したり、象牙で蓋をつくったり、と雅な贅沢品だったんだけど、その時代末期の動乱の中で、虫の音を楽しむ文化や入れ物を作る技術が消えていった。って今日の日経新聞に書いてあった