そういえば。
迷っていた次の本は、ホメロスのオデュッセイアにしたんだけど、びっくりするぐらい面白くて、「え、待って。これ、本当に難しそうって思ってたオデュッセイア?叙事詩という、詩なんだよね?本当に?」ってなるぐらいにはあれよあれよと読めて楽しい。
予めこども向けのギリシャ神話や神話に関わる論文をまとめた本を読んでいたからもしれないけど、とても面白い。
これ、遙か昔に書かれたりまとめたりされたの、本当に?ってなる。
未来からのタイムトラベルしてきた作家とかが書いたんじゃないのかって思うぐらい。ホメロスは、実は未来人だったのだ!みたいな。
神様が、びっくりするぐらい人間くさくて、笑ってしまう。
神様なんだから、何でもできるでしょ!ってツッコミ入れちゃうことがしばしばある。
ホメロス、すごい。
このリズムの良さが詩なのかもしれないけど、その心地良いリズムを残して訳してる翻訳家もすごい業だなぁと思う。