そういえば先日、東京都の水道のプロパガンダ施設行ってきました(入場料無料!)
たぶん学校の社会科見学でも行ってたような気がするんだけど、大人になってから見ると色々おもしろかったです
東京都水道歴史館
https://www.suidorekishi.jp/
全体的に、ひとつひとつの展示は興味深いのだけれども、展示間の動線やストーリー設計に欠け、玉川上水のプロジェクトX的なアニメのあとになぜか江戸の長屋の再現が挟まったりしてました。長屋再現は部屋の外の井戸と便所を見せるために生活風景もお見せします、みたいな意図だと思うんだけど、唐突でした。水道関係ないし
そうした説明不足感や、おそらく90年代に作られた展示がだんだん古びてきているのをカバーするために、音声ガイドの無料貸し出しやARウェブアプリなどが提供されてました。今回は使いませんでしたが。
思うに、博物館や科学館においては、展示物などハード面での入れ替えはコストがかかるので、ウワモノでなんとか工夫しているんだろうなー、これは全国の展示施設で起こってることなんだろうな〜、と思いました
東京都の水道というと玉川上水の話が教科書的にはよくでてきますが、実は多摩川上流の小河内ダムからの採水は少なく、いま都内の水道の8割は利根川水系なんだそうです
水道も電気も他所様からもらってきてる街、東京……と思いました