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唐突に部活動のこと 

黒歴史というか思い出せないことが多いのでめったに言わないが、私は中高と演劇部で、いってもやることは、文化祭での劇団四季やキャラメルボックスのコピー上演だった。女子校だったので男役もやったし、スタッフと役者を皆兼ねていた。

顧問の先生は、明るくて/それぞれの役の出番の偏りが少なくて/そして今思えば、上演料を払わなくていい戯曲をやりたがった。大人になり、キャラメルボックスが高校演劇にも著作権使用料を請求すべきか云々、という議論をしていたことを知った。

高校に上がると精神をこじらせて、シェイクスピアやユージン・オニールとか、現代劇だと松尾スズキとか野田秀樹のコピーをやりたかったけど、ほとんど言い出せじまいになるか、言っても部のメンバーに却下された。

オリジナル脚本をやろうという機運も少しあったけど、皆やり方を知らないし、技術もないし、勉強しようという気概もなかったので、少女漫画の二次創作上演くらいにとどまっていた。コンテストに出たりもしなかった。

真面目にやっていたし、先輩には宝塚音楽学校に行った人もいたけど、素敵な思い出づくり以外の、芸術について考えるとか、深掘りするとか、そういうのがほとんど(少なくとも部活動の時間においては)なかった。

なので演劇をやっていましたとは思えない。

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