今ガラケーと呼ばれている電話機製品はOSがAndroidです。
Playストアなどは使えないように封印されていることが多く、電子メールも従来のようなキャリアメールだけに限定されていることが多いですが、それでも中ではAndroidが動いているのです。

昔の本当のガラケーは、OSがSymbian OSとか、BREWやKCP/KCP+、ほかにITRONなど様々なものが使われていました。

しかし古いOSでサポートも終わっているものなので、通信も3G止まりです。
いまの4G、5Gなどに対応しないと使えませんが、新たに実装する必要がありかなりのコストになります。OS側だけでなくチップセットのクアルコムなどにも協力を求める必要がありますが、あまりにも非現実的です。

仮に頑張って実現させたとしても膨大な開発コストがかかり、しかしガラケーなど安く売る必要がある上に台数も出ませんから、到底ペイできません。大赤字になります。

ということで妥協して現在ではOSにAndroidを使っているわけです。
Androidなら随時更新され最新技術に対応できますし、Java技術者やC++ on Linuxの技術者なら集めやすいので。

と、以前スマホの開発をお仕事でやっていた中の人の感想です。

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