@kizehura
玄倉川水難事故については当時、どんな風に報道されたのかよくわからないのですが、イラク人質事件の時には、確かに急に「自己責任」と言われ出しました。私は、日本は「自己責任」の国ではないと思っていたので、大変驚いたのを覚えています。
@kizehura
とてもよくまとめられた記事をありがとうございます。私は、あの時、たまたま『朝まで生テレビ』を見ていて、高遠さんの弟さんの発言があったから、というようなことを言われていたと記憶しています。それから、人質になった中に高校生がいたということもバッシングが起きやすかった原因の一つだと思います。
日本は、「迷惑」というキーワードに弱くて、「世間に迷惑をかける」ということを大変な罪悪だと判断するんですよね。あの時、アメリカ人のジャーナリストが、日本のそういう風潮に対して、アメリカだったら親は叱るかもしれないけれど、第三者はその勇気を称えると言っていました。
それまで私は、日本のそういう風潮に全く気が付きませんでした。たとえば、ドイツでは、危険な場所に「この先は自己責任で」みたいなことが書いてあることがあり、日本では考えられないな、と思っていました。それから、日本では、電車に乗る時に無賃乗車はできない仕組み(改札)があるのに、ドイツでは改札がないためにできてしまい、それを検札で見つかると大変高額な罰金を取られることなどから、ドイツは自己責任の国であり、日本は違うと思っていたのでした。
@kizehura
はい、ドイツの切符の買い方についてはドイツ語ができて、現地のルールがわかっていないと難しいと思います。日本の改札みたいに物理的にはじいてくれる仕組みがあった方が、「うっかり」無賃乗車をしてしまう危険がなくて、私は良いと思っています
日本だと、最初買った切符よりも先の駅まで乗り過ごしてしまった場合(うっかりでも予定が変わった場合でも)、「精算」という方法があり、罪にはなりませんが、ドイツではそういう方法がありません。
もっとも、改札もないので、乗り過ごしたからといって咎められることもなく降りられるわけですが、たまたま検札が来ると咎められます。
また、無人駅で切符の自動販売機も壊れていて切符を買えなかった場合、どうするのかとドイツ人に聞いたところ、その自動販売機の番号をメモしておいて、検札が来たら、その番号を言って、事情を説明すればいいそうですが、検札が来なければそのまま降りるだけ。
普通は検札は見逃してくれません。乗客の方も百戦錬磨で「親が死んだ」とかいろいろ言い訳をするので。抵抗すると4人くらいの屈強な男女に取り押さえられます。
@kizehura
あ、たぶん、英語の説明表記もあると思うので(覚えていない)、ドイツ語ができなくても大丈夫かもしれません。
@kizehura
きぜふらさんのお返事を読み返してみて、あれ?私、誤読していたかな?と思いました。きぜふらさんのおっしゃりたいことは、もし日本で外国人が切符の買い方を間違えて、車掌に咎められたら、周りにいる日本人がどのように反応するか?ということだったのでしょうか?
まさに、これがドイツらしいところでドイツでは困っている人がいると、それがどこの国の人であろうと、だれかが助けてくれます。困っていなくても助けようとするので、少々お節介のこともあります。地図を見ているだけなのに、教えてくれようとしたりします。また見知らぬ人のルール違反(列に並ばないとか)に対しても、注意します。外国人に対するヘイトもありますが、そういう人に車内で絡まれた時に助けてくれる人もいます。
@minzimt ちょっとたまたま別ラインでドイツの電車の切符の話をみかけまして、日本人の方が切符の買い方を間違ってしまったのを車掌さんに咎められているという、そのときにドイツ人の方が「俺らだってよくわからんのに外国人の人が出来るわけはないだろう!と言ってくれて車掌さんが見逃してくれて良かったみたいな話を見かけました。それが真実かはわかりませんけど、日本だったらどういう反応だったかな?というのを想像して「うーむ」と思ってしまいました。