従来の攻撃は、
(1) セキュリティーホールを見つける
(2) そのセキュリティーホールを攻撃するスクリプトを書く
(3) ネットワークを探索したり、メールなどを介してできるだけ多くのターゲットをスキャンして片っ端から攻撃を試みる
ということをやっていたわけだけど、それよりも怖いのは
(1) この企業を攻撃すると決める
(2) その企業の内情を調べて、足がかりになりそうなセキュリティーホールや従業員を探す
(3) 上司や取引先などを装い、メールなどでワームなどを送り付ける
といった標的型の攻撃だが、これは手間がかかる。
AI を使うと、この人間の心理的なセキュリティーホールを就いた標的型攻撃が、自動化できるはず。
「見ため不自然な日本語」みたいなのは技術でいずれ解決されるだろうから、そうするとかなり手ごわい攻撃が可能になってしまう。
さて、どうやって防御すればよいのでしょうかね?