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電子タバコを吸いながら書いてるけど(笑)、タバコの害が語られるたびに思い出すのは映画『Smoke』の台詞、「そのうちすれ違う人に微笑むのも禁止されるぜ」ってやつ。実際にそうなったからね。

電子タバコに対して「50階から飛び降りるより15階から飛び降りるほうがマシ」と記事の中で言われてるけど、50歩と100歩はずいぶん違うんですよね実際。

アルコールがオッケーでニコチンがダメって話、とどのつまりは生産性の問題なんだと思う。アルコールは思考を狭めることである種の生産性を上げるけどニコチンは思考に影響しない。いかなる意味の生産性にも寄与しない。コミュニケーションを円滑にしたりもしない。まずそのことに世間は苛立つ。タバコにあるのは依存性と有害物質だけだ。これはこの社会が何を許して何を許さないかの基準をよく表してる。

そのタバコからできる限り有害物質を取り除こうとする電子タバコ開発の努力自体は別に間違ってはいない。それを成し遂げた人が巨万の富を得ることは妥当だと思う。近い将来、電子タバコにあるのは喫煙者のピュアな依存とタバコ業界のピュアな金儲けだけだ。 (1/2)

だけど一度は邪悪な嘘をついたタバコ業界を世間は許さない。「タバコが有害じゃなくなったからと言ってそれがなんだと言うんだ!あいつらは相変わらず儲けてるじゃないか!」というわけだ。

わたしも電子タバコの登場でプレイヤーが入れ替わらなかったことは残念だと思ってる。だけどそれで通常のタバコが無くなるならチャラにしてもいいかなと思わなくはない。

『ビッグ・ベイプ Juulと野望と終焉と』感想(ネタバレ)…電子タバコの害は吸う前からわかっていた | シネマンドレイク:映画感想&レビュー cinemandrake.com/big-vape-docu (2/2)

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