学生運動について詳しくないのだけど、戦争に文学を利用してた奴らがあまり責任も問われずに普通に戦後も授業してたのに、なんでそのあたりを追及せずに、90年代とか2000年代以降になってようやく源氏物語の戦争利用とかを研究する人が出てきたんだろうね。
格好のネタのように思えるけどなあ。

いや実は黙殺されただけで誰か書いてたりするのかしら。調べがいはあるわね。

@noki104
系統立てたものがあるかはわかりませんが、いろんな文献に、エピソード的な感じで散発的にぽろっと出てきたりしますよね。読み終わるとすぐ忘れてしまう怠惰な一般読者ですが。。

@mikanshibano ほう、ちょこっと出てきたりするんですね。もし印象に残った学生運動についての文献がわかればお教えいただきたいです。
恥ずかしながら学生運動については村上春樹の小説くらいでしか読んだことがなく… きちんとした論考をまずは読んで勉強してみたいと今思いました。

@noki104
失礼。第二次大戦中の国民教育に加担した文学…というふうに誤読いたしました。

学生運動と文学のかかわり、というのが再考されたかどうかは、ままったく知識がありません。高橋源一郎の「さようならギャングたち」もそうだと言われてもわかんないしなあ。すみません。

当事者がまだまだ元気(そろそろやばいかな…)なので、小熊英二とかに分析されても「違うわい!」とかやってるみたいですが、私も真面目に読んだコレという書目がないです。。

@mikanshibano 必ずしも教育にかかわりませんが、小松靖彦さんの『戦争下の文学者たち』はまとまってその手のことを論じた本ですね。
kachosha.com/books/97849098324

やはり学生運動と文学の関わりは調べがいがありそうですね。
小熊英二さんの評論なんかは概略を知るのに読みやすそうです。ありがとうございます。
当時を知る人が少なくなってる今、学生運動のことも当事者の声を残しておく必要があるかもしれませんねえ…

フォロー

@noki104
逆にご教示いただき、ありがとうございます!

思いっきりジャーナリスティックで俗な本ですが、立花隆の『中核vs.革マル』は、運動末期の悲惨な内ゲバ時代の話ですが、ほぼリアルタイムで書かれた記録なので、当時の大衆がどんなふうに運動を物語として消費していたのかという、時代の感触が何となく伝わってくる感じがします。「運動ワナビー」だったexの書棚から借りパクして読みました。

さらに下ると赤軍の時代になるのでしょうが、山本直樹の『レッド』はちょっと読んでみたいかも…と思いつつ未読です。

bookbang.jp/review/article/744

私よりちょい上の世代だと詳しく知っているような話でも、もう私には文脈が取れなくなっています。当事者の体験を、外部の人間が分析的に言語化できる最後のチャンスかもしれませんね。

@mikanshibano こういった俗っぽくリアルに書いたものは空気感を知れて良いですね。ありがとうございます。チェックしておきます!
山本直樹『レッド』は、1話だけ試し読みできたので読んでみましたが、面白そうですね。こちらも読んでみたいです。

知っている先生は学生運動のとき大学側だったそうで、武闘派として恐れられていたそうです🤔
武勇伝のように語っていますが、それ以上のことはあまり話してくれないので語りたくない…という人は多いかもしれないですね。
戦争のこともいまだにまだ話せないと言っている方も知っています。
既に私なんかはまるっきり当時のことを知らないので、こうした分断が起きないようにしたいものですが…

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。