昨日の蔵書の整理、古書店を営んでいる友人の力を借りて一日仕事となった。無価値な本がほとんどだろうと思っていたが、持って行ってもらう本をツーリングワゴンに隙間なく積み込んでなお入りきらない本が残った。これは後日あらためてピックアップとのこと。本を廃棄処分するのは精神的負担が高いので、役立ててもらえそうな本がある程度あって良かった。

それでもまだ膨大な量が残っているが、目利きに一応の仕分けはしてもらったってことで、これはもう意を決して処分に回せる。

本を積み込んだワゴンの助手席に乗せてもらって、話し込みながらの深夜のドライブも良い時間だった。知り合って長いけど、ほぼ丸一日ふたりだけでいたことなどもちろん無かったので、なかなか得難い時間だった。

とはいえタイムアップで文庫の山は手つかず。

「もし文庫の処分も必要なら、岩波だけ抜き出しておいてもらえれば、それだけ縛って持っていきます」と古書店主。

やっぱ岩波文庫だけは別格なのかと唸りました。神保町の古書店街を歩いていても、岩波文庫の棚だけは別なところが多いもんな。

古書として流通させにくいもの:

● 辞典類
● 古い図録など
● 〇〇全集

@mario_tauchi
実家の処分で、Encyclopedia Americana 数十巻、他に新旧百科事典2セットをゴミにしました。まだ保育社の標準原色図鑑全集が控えています。。

私も古書店バイトの経験があるので、いろいろ最初から諦めていましたが、それでもメンタルに堪えますね。重量があるほど、運びながら気持ちも重くなりました。うちはあと一息ですが、もう年明けにします。

おつかれさまでした。

蔵書の山と格闘していらっしゃる様子、ここでチラ見しておりました(笑) で、なにげに励みになっておりました。

本当に、精神的負荷もなかなかですが、物理的重量がこれまた容赦ないんですよね! 古書店勤務の経験おありなのですね、すばらしい。

親元の書架を眺めたり、またこういう作業をしたりしていると、せめて自分では本を増やすまいと思うのですが…… それでも少しずつ、少しずつ増殖していくのが不思議(!?)です。

こちらは春先に完了できればという目標で行ったり来たりしております。見たくないものなんかもあれこれ紛れ込んでいたりして、なかなか厄介ですよね(笑)

おつかれさまです!

@mario_tauchi
おたがいがんばりましょー!

見たくないものシリーズ(笑)、ありますよね。銀座のお姉さん方の名刺の山があったとかなかったとか、そのへんは兄が武士の情けで闇に葬ったみたいです。

青春の苦悩を綴った日記の山も出てきたんだけど、実は娘は十代の頃にこっそり読んじゃってたりするんだぞ、父よ(笑)。

このたびの作業の結果、春になったら私は自分の思春期のノート類を捨てようと心に誓っております。

祖母の「かわいくって使うのもったいないから大事にしてたファンシーな便箋(大正時代)」が出てきた時から、いろいろ考えてしまいますけれど、結局同じ轍を踏む予感も。。。

ははは。日記やら手紙やらも筆跡から体温を感じるようで、処分がなかなか難しいですね。自分の思春期のノートは危険ですね! 想像するだけで恐ろしいです(笑)

うちの親父はバイセクシャルだったので男性パートナーたちからの手紙とかもあり、なかなか形容し難い気分に陥っています。家族はみんな知っているので、それゆえ今さらどうってことは特にないのですが……

@mario_tauchi
なかなかキツイですねー。

私なんて野暮なんで、父母間の恋文的なものですら、なんというか生臭いものはひえー…って腰が退けてしまいます。

もう死んだ人間のレンアイなんて、まして自分だってもう世慣れた中年なんですが、「木の股から生まれたわけじゃああるまいし」とはいうものの、文字通り木の股じゃないあたりのことは、無理無理無理!って、ちょっと避けて通りたいヘタレです。

そんなんじゃ君に文学はワカランよ、と、昭和ヒトケタ無頼派気取りの亡父に鼻で笑われそうですが(笑)。

まあ本人ももういないですし、あれこれ笑えるっちゃ笑えるんですけどね。ちなみに奇遇ですがこちらも昭和ヒトケタ、九年の生まれだったようです。とにかくとんでもない人でした。

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@mario_tauchi うちは8年ですー(笑)。戦中~戦後の価値観の転換で、何かがやさぐれちゃった世代かも。。

とはいえ、お父君はさらにぶっ飛んだ方なのかな。

父の口癖、「親はあっても子は育つ」をシェアいたします(笑)。

うちの大先生もなんかいろいろ迷言を遺してます。どーしょもないのばかりですが。人生は儚いですね!

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