『世界を変える美しい本』、巻末のふたりのギータ(「歌」という意味の女性名、タラブックスのトップのふたり)のインタビューだけでも日本の出版関係者全員に十回くらい読んでもらいたい。あなたがたは、そのために、なにができていますか。
2021年の「アイヌのくらし」展、展示を群馬の森(あの朝鮮人追悼碑の!)に観に行って、重い図録を持って鈍行に乗って帰ってきたのだが、この図録、今日冒頭を読んだだけで心をはげしく揺さぶられて号泣してしまった。展示を見たときもこのキャプションを読んでから観ているあいだずっと泣いていたのだが……
この文章の右にはアイヌ刺繍の美しい、アットゥシの衣装の写真が載っているのだが、本当に、本当に、なぜいまこれがキャプションを付けられ、展示品として、博物館で展示されているのか、日本という帝国の植民地となった北海道の先住民族の苦難がまざまざと刻印されていて、その傷はいまも鮮やかな血を流し続けていることを思う
ベンガル編、なんか鳥類植物画家のイギリス人女性が出てくるっぽいので慌てて借りてきた&もともと持ってた本
『植物園の世紀』はまた借りる(明日引き取れるかな?)し、直近でやってたキューガーデン関係の展覧会図録(本屋古本屋美術館ミュージアムショップでは軒並み売り切れだったのでヤフオクった)も明日来るかな
5/19に新刊『蜜蜂よ、夜々を遊行せよ』(18世紀インド幻想文学)出ます。