「日本史の現在」は安定の山川という感じで近代公娼制度と国家神道と戦争責任と多民族社会等々が含まれ安心感がある。これの古代もまあ安心感があったが買わなくても図書館で読むだろうということで近現代だけ。
『風の前の塵』、台湾作家の小説が台湾の補助金で翻訳なのだが、日本人女性と台湾原住民男性の恋について、戦中戦後が舞台。こういう海外文学を最近買いまくっている(日本占領下のアジアを、日本と日本人との深い関わりのなかで戦中と戦後から描く)のだが、日本人作家で類書はないんか? というかアジア文学シーンのトレンドと言っていいのでは? まあわたしがこれから書くんだが……
有意義な買い物