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『炎のアンダルシア』(1997、エジプト)観ました。うーーーん、ネタ元より『神に誓って』のほうが素晴らしかったかなあ。踊りが残念な感じだし、誰もがひっきりなしに歌ったり踊ったりする印パの映画と比べると見劣りはするし、歴史的事象を監督の主張のためにファンタジーにコントロールしている感じ。主人公の叫びには共感しますが……比較先があんまりにもすごくてな……女性の描き方もな〜強けりゃいいってもんでもないし……

監督の政治的主張はとてもよくわかるしそれは素晴らしいと思うし、「イスラーム主義者」に限らず日本のカルトや極右にもバチバチッとあてはまる描写で、イスラームにもキリスト教にもそういう歴史はあったというのはとてもよくわかるんだが、あんだけ登場人物がたくさんいても複雑な事象を単純に描いてる感はある

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