この「偏ってはいけない(「中立」でなければいけない)」幻想って一体なんなんだろうなあ。増税されて保険証を廃止されて、自分の身の回りのルールをどんどん変えられて、いつまで「偏ってはいけない(「中立」でなければいけない)」と言い続けるんだろうなあ。

「これ、私が書いた「虎に翼」の感想へのコメントなんですが、正直、不思議で仕方ないんです。

ドラマや映画、アニメ、小説、漫画、舞台。こうした「ストーリー」のあるものって必ず「色」はついているんですよ。
どんな色かは作品によって違うけど、必ず「色」はある。
じゃないと作れないから。……」

x.com/Hanapan8723/status/18021

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国立大学の学費値上げや給特法改正や永住権剥奪について、ぼくはとても「偏らず」にはいられない。けっきょく、政治や社会や「公」に関するできごとを自分と切り離して、「それはえらい人の仕事」「自分は自分の持ち分をがんばるだけ」と考えられるから「偏ってはいけない(「中立」でなければいけない)」といえるんじゃないかな。その発想は為政者にとってとても都合がいいことなんだけど。

「偏る(思想的にある立場を示す)」ことがまずいのではなく、根拠や理由づけの弱いままある立場に飛びついたり、それを過度に主張してコミュニケーションが成り立たなくなることがまずい。「偏る」のが問題なのではなく、「偏り方」の問題。「偏る」ことすら許されない、庶民は黙っているべきというのは、奴隷一歩手前の状態だと思う。

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