日本語学的な研究の状況が知りたい話のひとつ。
(1)このウォーターサーバーは一度設置されれば、質の高さや便利さを伝えることができます。それが定期的な契約に繋がります。
(2)このウォーターサーバーは一度設置されれば、質の高さや便利さを伝えることができます。それが定期的な購入に繋がります。
個人的な内省では、(1)より(2)の方が許容度が低い感じがする。それは「契約」という語で想定される主語が「わたし(売る側)」と「顧客」であるのに対して、「購入」という語で想定される主語が「顧客」だけであり、「主語がいきなり変わっている」からだと思う。
複数の文における主語の研究は、ぱっと思いつくものだけでも山下直先生などの成果がある。ただ特定の名詞がもつ「想定される主語」の許容度って、どれくらい調べられてるんだろうか(もうある気がするけど。ちゃんと調べてないのですみません)