だからあんまり真に受けちゃいけないと思うんですよね。
その言葉に本当の目的なんか乗っかってないんだから。
「こっちを見て」以上の意味なんかないんだから。
それなのに目先のごまかしや言い訳やすっとぼけをいちいち大げさに取り沙汰して、どんどん本質から逸れて、「何かを言いたい」という意志だけが残って、最終的によくわかんないデマに変質してどっかに回収されていく。
すっかり変質しきったそれがまた取り出されるときには「何かを言いたい人にとって都合のいいツール」のひとつに過ぎなくなっていて。
ワー、虚無。すんごい虚無。
恥知らずだけが勝つ仕組み。
真に受けちゃうからこうなるんだよ!!!
……と言うても詮無い話だ。
だってみんなさびしいんだからなー。
さびしい人はやさしいものに惹かれちゃうからなー。
今いちばん人にやさしいものが現実じゃなくてデマだってことだ。
飲めは飲むほど喉が渇く塩水みたいなやさしさよ。
さびしさは正直でしか解消できないのになあ。
そろそろ正直が流行ってもいいと思うんだけどなあ。
でも自分の心に正直になるってめちゃめちゃ高等スキル。
自分は自分にすらウソをつくからね!
(だからデマにだまされる)
せめて建設的に、荒みを見たら、どうしたらここから正直と親切を引き出せるかを考えてみるとしますかね。