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『THE FIRST SLAM DUNK』 

原作が好きで昔よく読んでいたし、伝え聞く評判もやたら良いので、少なくともつまらないことはないだろう、見るなら話題のうちに押さえておいた方がいいよねくらいの気持ちで見に行ったらとんでもなかったですね。
頭で「なるほどね」と理解するより前にエモーショナルな部分をガッと掴まれて放心するよりなかったという。

全部展開を知ってる試合なのに、プレイのひとつひとつにハラハラして、知らんうちに涙もハラハラ……なんだこれ、こんなの見たことない!

30年近く前、描きたいものを追求するために、マンガの画力や表現力を他の追随を許さない領域にまで到達させて、見事な物語を完結させた人が、今度は映画で同じことをやってのけたというのは奇跡のようでありながら必然だとも思えます。

その軌跡が物語ともがっちりシンクロしているわけで、そんなの泣くじゃろ、もう。

いやあ、大変なものを見た。
ありきたりな表現かもしれないけど、同じ時代に生きて、見ることができてよかった。

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