『追風者』9話
戦いが始まる!
関税保管権の奪還計画きたきた
関税を中央銀行の管理下におくべく、銀行間の力関係が難しい部分
このあたり、中国の銀行の歴史(と脆弱性)を知っていたら、初見でもすんなりわかるかも
関税を中央銀行に回収した後はどのあたりまでやるのかなぁ
関税改革をどう思うかと若来に聞いてるのは、これは試してるってことなのか?
「実は中国は貧しい国なんだよ」、ほんと図南はよく見えている
外出中の図南の代りに、銀行での留守を預かるという大役を任された黄秘書、頑張った!かっこよかった
それだけのことを沈図南は背負ってるんだってことも黄秘書の手の震えで伝えてくるあたりもいい
民族銀行を束ねる江氏訪問。
関税改革を強気に出ても、8カ国連合軍は傍観するかも?と持論と展開する若来に
「縦横家」風、とね。なるほど
国際政治上の外交問題までちゃんと考えてるぞって、これはまた若来のファンが増えちゃったね?
外資銀行を掌握しているユ会長をなんとかしないとなわけだ。この時代、関税は外資銀行に預けることになってるからね、、、
銃が欲しいからって若来、あの手この手でって、短絡過ぎやろ。。。
図南の奥さんに映画の主役の話が来たけど、富裕層の遊びなのかなぁ。
銃を画面に向けて次回
『追風者』10話
中央銀行主催で行う関税保管権の回復のための投票日を控えて賛成意見が少ないので警戒態勢をすすめる黄秘書
張鳴泉、生きてた!しぶといな
クラブでの強盗に遭った件を康処長経由で林隊長が担当することに。この二人の上下関係複雑そう。
映画のオーディションが謎すぎるんだが…
富豪たちの遊びってこと?夫人同士牽制しあうのもあるかもな
関税改革を行うことによって、外国銀行が自分たちにメリットがあると思えたら味方につけられる、と強気の図南
虞世清からの最後通牒があり、「痕跡を残すな」と指示してたりしていよいよ過激な手段にでる?やばそうなんだが、図南の手は? リチャーズホテルへの電話とは。
暗殺の決行は朝9時
投票の開始も朝の9時
経路を阻まれ間に合わない図南
図南不在に会場で、中央銀行に非難が集まる中、他の有力者たちをものともせず
「主催は中銀である」と
白紙の原稿を読み上げる若来。
口元の表情、指の動き、とても良い
「人のいるところが市場である」
「回復は中央政府の力になる」
中国4千億人の巨大市場をクリスマスプレゼントしようだなんて、外国人向けにもユーモアの利いた素晴らしいスピーチ
這う這うの体で到着した図南、投票結果を確認して昏睡した
心配すぎるじゃん
『追風者』11話①
手術中の図南に輸血する近真と若来
血液型も調べたことのなかった若来がこれで図南と血のつながりが。
義兄弟の契り…的な?(深読みしすぎ?)
「図南は中国にとって希望だ」
と、真面目ぶって近真に演説しちゃうどんどん心酔していっちゃってる若来かわいいけど、
若来にも秘密にしておけと黄秘書にいう、自作自演の銃痕とかさ、
こういうあたりの図南の人たらしぶりがすごい。これは王阳だからこそのハマリ役だろうなぁ
こんな人が自分の命も顧みず危険な罠に突っ込んでいったら、ねぇ、もう。
しかも計算づくというw
リチャーズホテルに電話してた理由はこれだったのかという種明かし。万一の為の次善の策&襲撃犯の裏にある組織をあぶり出す種まきかな
「すごい偶然ですね」
ふーん。林隊長も共産党員が潜伏しているとたれこまれたら動かざるを得ないもんね
若来の、投票日の演説を褒める図南
「論理が明確だったから演説に信頼性を持たせられた」
褒めるときは具体的にっていう良いお手本。ますます若来がいっそう心酔しちゃうフラグ。でも
妹の近真と一緒に食事をおごられるの、体よく追い払われた感もあるあたり、老獪やな。
『追風者』11話②
曲もリクエストメニューになってる高級西洋料理店
ステーキはいかかがなんてこんな美人言われたら、ぽっと出の田舎者はもう夢見心地だよ…
兄妹そろって自分の魅力をわかっているひとたらしが過ぎて、赤子のような無垢な心を持った若来の将来を危惧してしまうよ、、
図南のところに裏を探りに来た林隊長のセリフがいい
「部下が言うんですよ」
「一発目は誰が撃ったのか」
彼が今の所属と待遇に不満があるのはわかったけど、取引相手としては図南のほうが上手かなあ
え?
書店の李おっさん生きてた。
右心臓だった?中華あるある設定きた
林隊長の、彼をどう利用しようか考えてる風な感じ、冷酷な一面が見えてきたね
この人どういう素性なんだろう
沈近真が演奏するピアノ曲で兄を思い出したこともあったのかもしれない、次第に心惹かれていく様子が表情から読み取れる演技。
ほんと良い役者になったわー、王一博
康処長の「金の話は友情を傷つける」からの「大姐」ってだれよ?
こうやって阿片取引に巻き込まれていくのか?ふむ
吐かせようとしていた青幇が暗殺されてしまい沈図南の襲撃犯の裏のつながりが絶たれどうする林隊長
康処長との確執は過去の因縁(南京?)と関係がありそう
登場人物の造形が深まってきた
『追風者』12話①
中央銀行前で記念写真の回
関税自主権の回復にむけて一石を投じた記念だね
--
・林隊長のと康処長
「私のあがきを見たくないでしょう?」
「南京に仲間もいます」
なにがしかの因縁があって、林隊長が身を寄せてる弱い立場なのか。背景を元に脅してる
・虞世清と康処長
青幇の口封じの代償に阿片元締めを仲介したってこと?これが彼なりの処世術か
なにがしかの賄賂をもらってることが林隊長たちにバレてるのがな
・中央銀行vs興夏銀行
怪我まで負ったのに功を奏しない状況に強硬に退院する図南
「今は(虞会長との)戦争中も同然」
この機に乗じてタングステン取引に邪魔な興夏銀行をつぶしたい共産党
黄秘書(の鞄)が利用される
若来は、株価やデータから勝機を読み取り報復攻撃をしたい
それぞれの思惑から興夏銀行をつぶす作戦!
車中、新聞見出しに大きく「沈斗南、関税改革に成功」
投票で勝利したことが載っているっぽいけど、新聞の日付はいつなんだろう。
興夏銀行へ警告したがる若来に
「復讐のためなら無用だ」と諫める図南
「お前が、価値がある」といわれて嬉しそうな若来
飴と鞭の使い分けが上手すぎるよなぁ
そんな図南が「力を貸してくれって」いう電話先の陳秘書ってだれ?
次善の策か裏工作か
『追風者』12話②
証券取引を代行でやらせてもらえることになった若来が嬉しそうだねぇ
「類は友を呼ぶ」って言われてるの、笑えるww
が、黄秘書の厳しい目。これは実地訓練もありそう
勝負師デビューの若来
株価の変動に冷酷な面も見せてきたね
でも、経験不足は否めない
「闘争心に囚われるな。執着はタブーだ」
奥の手を用意していた余裕もあるんだろうけど
「奥の手ときみの失敗は別物だ」と手厳しい
「金融詐欺脱税密輸スパイ活動にも協力」
強制捜査させる依頼が陳秘書への電話だったのかも
・沈図南からの鞭
過信が失敗を招いた
敵を侮っていたのではなく、奢りだ
能あるものはその傲慢さで負ける
失敗を学べ
興夏銀行接収に成功し、名実ともに「中央銀行」に。
胸を張っての記念写真
「君たちは将来国の経済を支える柱だ」
・沈図南からの飴?
「彼にきちんとした服を」
テーラーの徐さんの声に聞き覚えがある若来
図南のいぶかしむ目
記憶力は聴覚も含むのか、暗殺者としての徐を知るも機転で切り抜けセーフ?
目を輝かせてるかわいい若来てんこ盛り
スーツと靴一式で60元かぁ
車の後部座席の隣に座れと言われて言う「あ(啊)」がかわいい
月給50元に昇給させたって
ひいきと思われかねないかしら?
『追風者』12 おまけ
50元の価値については、正社員の1か月分の給与と@glitter1835321さんのふせったーに記載があった
https://x.com/glitter1835321/status/1829588739901034760
https://fusetter.com/tw/zZBHO9Dd#all
ーー
自分メモ:
・図南の思想は三民主義なので、いずれ思想の違いから袂を分かつことになりそう?
宋先生とか政府関係の人たちはこのあたりにあるかもな
・1935年の中国の貨幣制度改革前後の国際経済関係 (関西大学商学論集)
https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/record/9267/files/KU-1100-20160310-02.pdf
・関税自主権の回復(中国) https://www.y-history.net/appendix/wh1503-074_2.html#:~:text=共産党の排除、北伐の,1930年に完了した。
・国民政府による関税自主権の回復過程(東京大学学術リポジトリ 久保亨/東洋文化研究所)
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/record/27250/files/ioc09805.pdf
『追風者』13①
月給15元から50元へ
「共産党のせいで故郷へも帰れない」
共産党に嫌悪感を示す若来に、忠告する図南。微笑ましく思い、大晦日に家に招待する
下宿先での新年の飾りつけ
あのいわくありげなおじさんが新年の句を書いてる
横のが対句になってるあたり、やはり学がある人なんだなぁ
ダブルのスーツでおめかししている若来、可愛い
下宿の女将さん、「贈り物よ」って姪っ子の鳳菊を紹介するんだが
「婚約者がいる」ってここかw
たどたどしく会話するも牽制成功
キャバレー裏方で林隊長の恋愛パートか?と思ったら、意外な二人の絆。
北伐で死体の山から抜け出たのか
北伐が何の戦いだったかを考えると、これはきな臭いなぁ
歴史知らないので調べる必要やっぱりあるの難しい
部下の一声でラブパート終了
張鳴泉の時計から足がついた!
良さんと会ってたことが、吉となるかどうでるか
沈家では食事会
2年もすれば近真にふさわしくなるって、
飲んでないのに顔が赤いぞ
パパと結婚したのとネタを振られたママの回想で若いころの二人が~。若い頃の図南もかっこいい
康処長の提案で、書店の李を撃った罪も若来にかぶせる作戦に「おめでとう」と虞会長
盛大に捕まえに行く大義名分ができたけど
やめてあげてぇぇ
『追風者』13②
新年の花火を近真とみる若来の本当の気持ちはなんだったんだろう
図南は、絶対に祖国を虐げられない国にすると誓てたけど、
手に入らなかった家族の図かなぁ
楽しいひと時もここまでだった
張鳴泉の窃盗および殺人容疑で沈家に押しかけてきた
新しいスーツがーーー汚れるのかーーー
窃盗については、若来が銃を奪った理由に心当たりがある図南。逡巡する様子もあったから、情はあると思いたい
殺していないのに罪をきせらるのか
林隊長の
「拷問しろ」に、
いきなりの言葉に部下もびっくり
康処長の手前の生贄だー
ひぃ
『追風者』14①
林隊長の手に落ちた魏若来の受難
「奴でなかったら、沈図南に申し開きができない」と
林隊長の中では大義名が成立しているのコワイ。
自分が作ったストーリーでの展開…
沈図南が迎えに来るのを待ってるるんだろ、君が銃を欲しがってるのを沈図南は知ってたはずだ、助手なら申請すればもらえるはず。とまくし立てる林隊長の狙いはなんなんだろう。
そこまで心酔する部下を持っている沈図南への嫉妬なんだろうか
君は忠誠をはきちがえている、命を差し出すなど幼稚だ
林隊長を怒らせちゃったなぁ
手を組んだ虞会長と康処長のほうも攻勢をかける。
関税改革中止を狙い、政界の大物に頼んだり必ず有罪になるよう、マスコミを利用して叩きつぶせと指示
自分たちで切り抜けるしかなくなった中央銀行の面々だけど、沈図南にいきなりの停職指示。これは戦闘意欲が湧く展開やな
若来逮捕に、共産党の組織が彼を救おうと動き出すが打つ手なし
図南は、彼が共産党員ではないという一点だけで反撃に出たいところだけど、画策中
沈図南不利とみると麻雀に興じているように見える夫人達の戦いにも軋轢が。こちらも弁が立たないと相手を従わせられない恐ろしい世界だった
「慈悲を請うためではなく、忠告しに来たの」
かっこよくて痺れるな!
『追風者』14②
拷問しても
共産とのかかわりを示す証拠が出ない
そりゃそうやろな
バルビツール注射液(外国製自白剤)を打たれる若来をみるのがつらい
図南の指示だったんだろう?
顧問はそんな人じゃない
死なすのは部下がとめてくれて、ありがとう…?
政府関係も軍関係も打つ手なしの図南、沈痛の面持ちで食事ものどを通らない
いま弱腰になってはすべてが水の泡だしと
「血を分けた命の恩人だ」
自白を迫るのは証拠がないから
李晟達が別人の仕業だと証明できれば
「中銀には真実を解明する権利と責任がある」
虞会長の背後にいるのは南京、これを動かせればってのは何につながるんだろう…?
自白が進まなくて阿片とか思いつく部下、やめてぇ
そこに近真からの電話、さすがにこれはなにかあると勘づくよなぁ、、、
罪証は作れる
上の指示が出ました
彼は死ぬ運命にある
彼は出られない
断言してフランスパンをかじる林の表情がなんとも猟奇的で良い…
沈図南現る。でも半信半疑ではある
一つだけ聞く。殺したのか?
銃の強奪は認めるが、理由は言わない若来
信じていいか?にも答えないが
「僕が無謀すぎました
どうかご無事で
これだけは誓います
殺されてもあなたの名前は言わない」
これは心を動かされるよねぇ
『追風者』15
魏若来の殺人容疑について、中央銀行側と公安(?)側と銃機専門家による特別調査班が編成された
審議にあたっては客観性と公平性を求めること
若来の罪証作りのため林隊長の部下が鑑識課にあった李晟達が撃たれた銃弾を盗んでた
一方、李晟達はまだ意識不明
雑居房に移され蹴られまくる若来
暴行してきたのは株で人生を失った人たちだった
意識朦朧としている若来。
月給は?50元と答えて誇らしげだし、株で失敗した人たちの話を聞いいているあたり、自分の身のことは本当にどうでもよくて、お金がお金を生む仕組みが好きなんだろうなぁとわかる
雑居房からの1回目の尋問
射撃の経験は実証できるので射撃場でのテストを提案する外国人
発砲経験がなく、傷口に合わない
現場での検証が必要と長引くなぁ
「遺体に残された弾ならある」が墓穴か
「次は間違えないでね」
真犯人は別にいると確定
魏若来の命と
取引したいという林隊長
小物に用はないとすげない
あたりまえだけど、見下されたもんだよな
株がわかる新入りと、雑居房のボスに気に入られたね
まだ株は資本家の遊びだから、庶民は手を引け
いずれ正常な株式市場ができる
(し、自分が作って見せるという自負が見えてかっこよ)
『追風者』16①
健全な株式市場を夢見るルオライ(若来)
「僕は出られないさ」と悲観的に言ってたところに、林隊長。
殺人容疑が晴れたとのこと、こちらの表情も苦々しくてよい
14話の若来の図南へのあの言葉を聞いて以降、自分も情緒が迷子になっていたけど、信じてたよ図南、ありがとう。見えた一筋の光、若来なら決して逃がさないはず
釈放前に、強盗はしたと脅しをかけてくるは林隊長だけど、彼が楼の中で葉と言え食事をご馳走してくれた意味を若来もちゃんと理解しているあたり、若来の頭の良さを感じさせるいい脚本
傷の贈り物は決して忘れられない
投獄は認める
あなたのことは悪く言わないと林隊長相手に取引、すばらしい
魏若来不当逮捕と公開謝罪を強く望む中央銀行側、攻勢に出れるか?
釈放される若来を沈兄妹で迎えに来た
一度なりとも沈図南の名前を出さなかったことは敬意に値する
「あなたの足を引っ張りたくなかっただけだ」
師弟愛きたぁ
ちゃんと相談しろ、言われるの良い
再びの沈家での食事会、温かく迎えられてのやりなおしね
それぞれが、愛国心と愛党心を試されてて
康処長に鞭打たれる林隊長
凌遅刑って言葉も出てきたよ、怖いしかない
『追風者』16②
下宿に戻る若来にみんながよそよそしい中、おかみさんの指示で玄関先の割れたなにかを跨がされての厄払い。
七宝街の英雄だ!と言い切ってくれるの、ありがたい
ここから新しい章かな
タングステンに関わる顧客リストを入手したい近真
新しい一日が始まる若来
行内での立ち位置を「乗り越えて欲しい」と懸念する図南
朝起きて体操する市井の人々w
出勤した若来を待ち受けていたのは白い目冷たい視線
黄秘書にも
「君が自覚するべきだ。自尊心があればすぐに出ていけ」
と非難される
彼にとっては正々堂々と言い渡せるし、願ったりかなったりだよなぁ
なのに!
選択を迫られる図南から出てきたた言葉は
「私の弟子になるか?」
きたこれ、うわぁぁぁ
「ずっとそれを望んでいました」
黄秘書、これは衝撃だね
そしえ、師弟の儀式。急遽用意される茶
と、愛用の万年筆を渡される
うぉぉぉぉ
林隊長のところに似顔絵が貼ってあって
「俺が疑うのは、沈近真だ」
ようやく全てが仕組まれていたと気が付いた模様
ひぃ
タングステン取引に関わる外国銀行を相手にした共産党と国民党との綱引き。租界では外国人を捕まえると国際問題に発展しかねないし共産党員は捕まえたいし。
立場の違いと違いが明確になってきたなぁ
『追風者』17①
徐さんのテーラーに、ドイツ銀行との取引に来た雷鳴同志が立ち寄る
機先を制する意味もあったんだろうけど、沈図南がリチャーズホテルにいるドイル銀行へ国民政府を代表というていで共産党と取引することを非難しに来た
納期が守られず安定供給に賭けるため、違約金を払うか、タングステンを提供するでなかれば、取引は終了し、契約は破棄するそして軍事協力も終了するとも。
共産党を包囲していると極秘情報を小出しにしつつ、それは得策なのか?と揺さぶりをかけるあたりの図南の交渉術が見ていても面白い
とはいえ、実は取引相手は図南の友人。そして友情は酒で培われる信条のハンス。仲いいな。西洋人と並んでこれほど遜色ないアジア人も珍しい王陽さん。
ハンスも図南の弁が立つことは認めている
「眠れる獅子は目覚めたばかりだ、時間をくれ」
酒を飲まない図南に代わって、ビール飲み比べ勝負になった。がんばれ若来
ハンスのところに現れる共産党員を捕まえたい林隊長のカットが挟まれる
タングステンは共産党に1gも売らせない
ここは林隊長とおなじなのにねぇ
『追風者』17②
飲みすぎ若来は図南の車で爆睡。図南が部屋まで運び脱がしてあげて、優しすぎか。でもここは図南に若来が集めたたくさんの切り抜きを見せるのが目的だよね。知ってる。
俺のこと大好きな内弟子、これは可愛いくてたまんないよなぁ
雷鳴来た!自分の身代わりを仕立てたりと用意周到だな..
身代わりの男が、孤児の腕を切断し物乞いをさせている男だったりとか、うあぁ、やっぱりそういう現実があったんだ…ってなる
沈図南の寵愛が過ぎ、黄秘書からは煙たがられている若来。それどころか食堂では相席を断られたし、おそらくこれから先も若来の好意は腹立たしく思われるぐらい反感を持たれている様子がみえてきた。こわっ
ここで、蔣先生に会いたいと小耳に挟んでいた若来が南京への同行を断りその機会を黄秘書に譲ったわけけど、裏目に出なきゃいいなぁ
新聞から得た交通系のストライキの情報が気になる若来。規模が大きすぎ、民間人への手段が厳しすぎると心配する。このあたりから三者三様の考えの違いが見えてきた感じ
警察が庶民をなぐったのが許せない近真
警察とはもめるなという図南
逮捕しておどかすしかない
なぜ民衆にむきあわないのか?
あ、出所したにーさんが会いに来た
「この恩は忘れない」
自分だけの仲間ができた!
『追風者』18
急病の魚児、病院に行きたくても交通ストの影響で救急車は来ない。自動車も立ち往生。こんな時の若来友人の車夫の助けありがたい
車夫が友達なのに、なぜストには反対なの?
仲間が警察に包囲されているのは過激すぎると思うんです
多分このあたりが、彼の政治的思想の根幹となってくるんだろうな
脳外科手術後の李晟達が目を覚ました。でも意にそわない返事や取引を言い出したりと狡猾な面に、尿瓶から小便を顔にかけたりとか林隊長のキレ具合やべえ。部下も部下でここぞとばかりに拷問してくる
偶然、彼の生存を知った沈近真が危険な賭けに。暗殺に忍び込むもまた息を吹き返したり、強運すぎるやろ。しかも顔を見られた。ピンチ!
中華あるあるの殺しても死なない設定ここきたかw
面が割れたら困るから、徐さんも心配だよねぇ
身を隠すため「蘇州に出張」に行くという沈近真
これが兄との今生の別れなのかしらという伏線かな…
共産党員を割り出したくて林隊長が康処長にかけあい機密費の金塊持ちだし。
取引記録に厳正な若来が李晟達の名を聞いてしまって、さてどうする?
リチャーズホテルにきちゃったよ
エレベーターがあるホテルなのね6階が貸し切りなので、5階へ
図南に相談は?
電話するのかしら
あら、もう次回だ
『追風者』19①
若来の電話の相手先は??
間違い電話を何度もかけ、部屋番号を特定
605号室に隠されていた李晟達を特定
康処長(と、金魚の糞のような林隊長)ホテルへ登場
誰に撃たれた?に
この期に及んでも姑息な李晟達
虞会長に連絡しろという
守ってくれるからというが
「沈近真は共産党の造反者処理隊だ」という理由だった
撃ったのは違うかもしれないけど、昨晩のは間違いないという
イタリア製のシャンプー、上海には2セットしかなく、虞夫人が沈夫人に贈ったとものらしい。こんなところから足がつくとは。
駅、バス停にも手配され近真はピンチ!
盗み聞きした若来は…
康処長の命令だとして、李射殺を指示のニセ電話をかけた。共産党に罪をかぶせて後味悪そうな顔
だが相変わらず運がいい李
金塊を持って持ち逃げるところを若来が見かけ追いかけるも追いつけず
沈近真、駅で林隊長に見つかってしまったが、気丈なふり
尋問でも、なぜ私もを捕らえたの?ときく
「共産に関われば命はない」とにべもない
身柄を抑えたことで嬉々として家宅捜査する林隊長
蘇州出張の荷物が点検される
康処長からの尋問
いつ共産党に入った?
狐と狸の化かし合いはどこまでつづくのか
李晟達を狙撃した銃のM1911は出てこない
『追風者』19②
南京にいる図南は蔣主席と1対1で話ができる機会だったが、一本の電話でそれも立ち消えに
李晟達が着いたと知らされ、10秒数えるという康処長
ひっかけるためにカウントダウンを始めると近真が
「答えます!」
と、食べたい物の名ををあげて怒らせる
しかも、交換条件として出した家族の身の安全に対して「南京も承知の上なの?」とプレッシャーも忘れずにかける
「国民党員としてあなたを非難する」
近真の勝ちだった
李晟達を追っていた若来、見つけられないまま沈家に電話して「僕がなんとかします」
どうするん?
黄秘書が暗殺を企んでいると南京警察に電話
どういう意図?ただの連絡手段だったか
上海に急遽戻る図南
康処長も背水の陣、南京に我々が図南を陥れたと思われたくない
でも、目的は図南。だったら工場の方から動員しては、と提案する黄秘書さすが。
大事なことは行動する前に相談すると約束したので、とこちらも筋をとおしていて、新章はいいな。裏でなんかやってそうだけども
康処長のところへ乗り込む図南
弾丸の生産がおくれたら、あなたは共犯者だと、図南も負けない
李晟達はみつかるのかねぇ?
『追風者』20①
弁の立つ図南相手に、李晟達に金塊を持ち逃げされたことまで嗅ぎまわられ、取引材料として捜査隊の出納手帳でしぶしぶ応じたけど、彼の勘は正しいんだよなぁ
妹は私の「限界線」という図南。これがこの先どう出るのか不安材しかない
父のように兄のように、近真を守れという遺言ということもあり、共産党か否かの真偽をただすけど、明確な返答は得られなかった。康処長の勘はプロとして信用している分、お前を守りたい。守るためには全力で闘うというけど、
兄としてはつらい
「お前が心配なだけだ」
図南の妹、それが私の身分よ
信じ、、きれるのか
鞭打ちの「今日は手早く頼みます」の、康処長と林隊長のこの関係はなんなんだろうなぁ
姪に話して聞かせる妹への兄の想い
「嘘のない、自分を生きるのが一番だ」
面倒を起こしても、パパが解決すればいい
林隊長は責任を取らされての停職処分なのか。この処分が脳筋の彼に考察する機会を与えちゃったな
彼女は何不自由なくくらしているのに、「なぜ共産党になった?」過去を知れば弱みが握れる
誤認逮捕&釈放の新聞記事を書かせるための沈家パーティ。家族の愛情と信頼とに心ぐるしい近真、共産党員としてはいろいろと甘いんだよなぁ。ま、だから徐さん来ているわけか。
『追風者』20②
会場で因縁あったいろいろなメンツを見て苦々しい若来に、図南が指導。彼らのおかげで共産党の激化を抑えられている面がある。信仰や思想の闘いは金融と比べて複雑だ
気をつけろ
康処長や林隊長へあてこする図南。近真も演説で、康処長をほめる。
「汚名をそそいでくださり感謝します」
苺ケーキを食べる林隊長、ピンクが似合いすぎる
「この世でたった一人の妹だ。信じたい」
ううう
ちらちら映るテーラーの徐さんの役割は何だろう?
李晟達の行方を気にする近真、若来おまえ、ロープを持っていったの、やっぱりそれか!川に投げ込み死体処理まで。兄のこともあり手慣れたもんだった。つらい
「李は永遠に戻らない、そう思っていいのね」
貸しはチャラにって彼女にとってはあくまでも取引。
君が何者でもかまわないけど、顧問の足を引っ張らないで欲しい
あくまでも図南のためで健気ですらある
若来でも見抜ける脇の甘さがねぇ
目つき、車夫たちへの同情や警察への怒りも政治的志向を示している
誰にも言わないから慎重に行動して欲しい
ヤサぐれている林隊長 飲んでるグラスの台座の部分のカットが良い。銃も失い制服も脱いだと。彼女に、誇りや野心は失わないでと言われるけど
そんなものはもともとなかった
『追風者』20③
こっから新章かな
テーラーで。
大々的な新聞記事に、地下組織の人間が顔を晒すとはと徐さんが嘆く
李晟達については、若来が処分したとも告げる
正体を見抜かれたとも
これはーー徐さんは、若来を利用することを考えたな
パーティでは若来を観察していたという徐さん
近真に好意と不安を抱いている様子を読み、彼を取り込めるかと算段する
兄に憧れているから三民主義を信奉するはず
でもためすべきと
若来が自分に好意を持っていることを言われない限り気づかないあたり、好意がまったくないんだなぁ
共産党各地で銀行を興しているいま、金融系の人材を取り入れて欲しいというミッション
中央銀行での共産党の銀行についての会議
金融戦争で宣戦布告してきたとみた
過小評価できない点をあげる若来、タングステンの取引に着目し、将来的なリスクを懸念する
金融で大事なのはデータ
この点において図南は若来を信用しているんだよなぁ
若来、程という名で身分を偽って金塊を預けに来た
李晟達から奪ったのか、、、
この金はどこへ行くことになるのか
『追風者』21
金融戦線で宣戦布告してきた共産党に対し叩き潰すぞの勢いの図南
若来に書類をまとめる指示を出すなど黄秘書はおもしろくなさそう
林隊長が二人でシンガポールへ逃亡しようとしていたけど、軍法処を勝手辞められるわけもなく、恋人の命を盾に康処長から阿片の仲介役を引き受けさせられた つくづく不運な人だねぇ
図南が妹との仲直りの助太刀を若来に交渉の練習だと依頼するけど、
ぎこちなさが半端なくてかえって不審
こういうあたりで若来の生真面目な性格を表現してきてるんだろうな
家庭料理を所望する近真に下宿でへたくそな料理をふるまうw
周おばさんの着眼点があいかわらずおもしろい
こんな下宿を彼女に紹介するわけがない
そしてまた馬鹿正直に「君は共産党員なんだから」とも言っちゃうあたり、共産党への興味がなさすぎて、近真も17歳で入党した兄の話を振ってみるけど、暖簾に腕押し。しかも、僕の信仰もそんちょうしてほしいときた
成果を出せば国民党に入党できる
懐柔作戦は失敗
新キャラ登場
若来の地元からやってきた騒々しい女の子が駅に到着し中央銀行で若来を待つ19歳の(元)許婚
少数民族系な衣装
子犬ちゃん!呼びがぴったりすぎる
家出してきた理由はなんだろう
啊分と牛春苗がコンビを組んだ?
『追風者』22①
春苗と啊文、一緒に儲けようとなるが、大道芸と生姜の密漬け薄切りでそんなにもうけられるんか?
若来の帰りを待ってると春苗と近真が鉢合わせ
「婚約者なの」とけん制するけどなんの茶番?
啊文にもそれぞれとの関係を勘繰られるけど、別次元の人だ、複雑だからあの手の女性は敬遠しないとということは、ちょっとは好意があるってことだね?
そこかしこに若来を可愛がる図南の様子がみてとれて大変良い
自宅の夕飯に誘い諦めずに妹と交渉しろいういうが、期せずして春苗から幼少の恥を晒されていて怒り心頭、からの偽造銀貨発見までが一連の流れだったのか。な・が・い!
宋先生の指示で、上海警察局、軍法処捜査隊と協力し、偽造銀貨調査委員会を立ち上げることに。ここにも林隊長が組み込まれてきた。康処長にいいように使われていて不憫だねぇ。なんだろう、彼のこの、いたぶられる役が似合う感じ。。
共産党が金融市場を乱そうとしているのではと林隊長が意見するも、ここまでの精巧な技術はないはずと一蹴。副局長が県外での製造と言いだすあたり一枚噛んでそう。
「解決した」テイにするため、これに康処長経由で林隊長が協力するわけか。
警察にも協力者がいると見越して情報をわざと流す
情報合戦の様相になってきた
『追風者』22②
精錬課で銀貨を調べるため近真のいる工場へ
銀含有量はは30%
先週製造された物が最新という
可愛いバイクのシーンはここだったのか~
運転手に優しい康処長が不気味さを演出
「無事に着くことをいのってるよ」
そこかしこに伏線があるな
ぶつかってきたトラックに横転させられガソリン漏れ、そこにタバコを投げ入れられ爆発でふっとぶ若来
燃えてしまった資料
かけつけた図南が余副局長を怒りのあまり殴って宣戦布告だ!
妨害されたことを報告するも取り合ってもらえないばかりか、補修工事の名目で盗聴器をしかけられてしまい、敵もさるもの
若来の病室を訪ねる近真とは「相手の狙いは書類と答える」あたり、共犯めいた感じになってきたな
音楽が変わったけど甘いかんじではない
この事件は、調べても闇に葬られると断言する近真
牛春苗がちょこまかウルサイ
「身の安全に気を付けて」調査は続行
車夫の運ぶ先が鍵となりそうなので、偽物の見分けを肩を伝授したっぽい
人海戦術でつきとめたものの、林隊長の手下に盗聴されてた!
急行したけどすでに、林隊長の手下が掌握しており、なすすべもない。ここがアジトで間違いないと誘導したかったらしいが、それとは別に
証拠集めを指示する図南
さてなにがわかるかなぁ
『追風者』23①
撤収する図南一行を不敵に微笑んで送り出す林隊長、若来を見張れという
鋳造現場での遺物から算出した銀貨の計算の合わなさからニセの工場かもと見抜く若来
それにしても若来が計算中の牛春苗がうるさくて、お節介が功を奏す事もあるっていうことの例なんだろうか、中国ドラマあるあるなんだろうか、自分はこういうのが苦手なのでノイズでしかないけど
本物の銀貨鋳造所を死守する部下
どうせならと、あえて工場に近づかせ皆殺しにするという康処長
おびき寄せ作戦か
きな臭くなってきた
宋先生より大姐を頼りにしている康処長、ここがわからない
林隊長の部下にはわざと尾行させアジトを突き止める作戦の図南・従匀・若来の三人組。車に残された黄色くん、がんばった!
若来の部屋に図南と二人で籠ってるところに、牛春苗が帰ってきた
「子犬」の名前の由来を聞き、図南も調子に乗って「今後は私も子犬と呼ぶよ、長生きするように」って「子犬」確定!
そしてやはり江西は共産党のメッカなんだなぁ、つい紅軍と言ってしまう春苗
に若来が「彼は国民党だ」と戒める
図南としては庶民の感触が知りたくていろいろ聞いてみたけど
国民党は長く続かない、口は達者だが実行力はない等と言われていることを知り、庶民の国民党への反発を知る
『追風者』23②
アジトをつぶすため、宋先生に応援を頼んだけど電話に出ず。どうやらシカトをきめこまれたらしい。けど、この機を逃したくないので、乗り込む図南たち
工場に乗り込むと林隊長から狙撃を受ける
訓練された部下と本気の林隊長
どうなることかとヒヤヒヤしたけど、春苗グッジョブ
豪アニキも応援してくれてた。春苗が匪賊のように刃物を使える子だとは知らなかったなぁ
車夫たちの手伝いもあり林隊長の首に縄をかけて引っ立て、工場の証拠写真を撮る黄色君だったけど、まだふてぶてしい態度の林隊長。なんと奥の部屋に阿片があり、これはどうしても死守せねばならない案件らしく、余副局長が捜査隊を引き連れて口封じの殺戮が始まった、、、
近真の狙撃で危機を逃れ、車夫たちが犠牲になってくれたおかげでなんとか裏門から脱出できたけど、この虐殺は忘れられない一件だな。
このままでは済まさないと反撃に出るための証拠固めをしていたら
陸秘書がやってきて宋先生が呼んでいるという
康処長と余副局長も来ていた
とことん戦う姿勢の図南だけどーーー
『追風者』23③
車夫たちが検挙される様子に納得がいかない若来が沈家に来たけど会えたのは沈近真だけ。彼女が狙撃していたことが若来にはバレてるんだな。つくづく勘のいい若来。でもこの件に関しては「隠蔽されると思う」と近真の冷静な意見だった
案の定、図南が暗い顔で帰宅
無力感で酒を飲みグラスを投げ割る図南
若来の言うことは重々わかっているけど言わざるを得ない
「政治は妥協の芸術だ」
上が!すべての証拠を破棄しろと、とはつらい
国民党が腐ってきてる証拠よなぁ…
若来が「このままだとこの国はおしまいだ」と焦るが
近真は「根が腐った木の枝きっても無駄よ」にべもない
図南が信じていたものはなんだったのか
若来、すまない
すまない、失望させた
自分が情けない
車夫の命と引き換えになったのに真相を闇に葬ると?
怒りの若来
記者会見を開かされた図南
首謀者は、別名の人と林隊長になった。彼は生贄。
死んだ車夫達に罪を着せることに我慢できない怒りの若来、殴り込んじゃった!
貴社には
「央銀の職員が事実を把握せずに発言してしまった」
とごまかす。
車夫達には弔慰金を出すというがーーそんなもんで解決にはならないよなぁ、、
『追風者』24①
賄賂を受け取った新聞記者が真相を伝えることはないと知り、車夫達に罪を着せてしまったことに対して図南へのわだかまりはくすぶったままの様子
林隊長が護送されてきて図南にあげつらって言う
「康処長の尻ぬぐいをする気分はどうだ?」
日ごろからご立派なのに肝心な時にダメだった
今日、声をあげるべきだったとなじられる
若来に対しては
「俺も昔はそうだった、君もこうなる」と呪いのような言葉をかける
バーで二人で飲むシーン。
これは国民党組織への失望の酒だったのかぁーー
国を変えるために入党する者もいれば、富と権力のために入党するものもいる
蒋主席に伝われば一掃されるはずという言葉もむなしい
いまは妥協してもお前は第二の林樵松にはならない
諦めなければ変えられる
悔し泣きの若来と、
二人で歌いながら帰る夜道。
かなり尺がとってあって、師弟の絆の意味なのかなぁ?
ふけゆく秋の夜で馴染みのある「旅愁」の曲が流れていた
中国語の歌詞はどういう意味になっているんだろう?
牢獄の林隊長へ美絹が面会に
5年も経てば出られるはずというが、美絹の幸せを願い自分のことは忘れろという。
たった5年でしょ!待つわに号泣の林樵松
『追風者』24②
日が改まった?
多少月日が経った?
央銀にて、金塊引き出しする若来「程長風」という名がみえるけど名義は大丈夫なん?
なるほど、豪兄貴たちの釈放に金を積んだのか
若来の故郷の人たちが紅軍に入る理由がわかったという兄貴だったけど、若来には納得できないかんじ
やるせない気持ちの若来に資本論の本を処方箋よと渡す近真
春苗は江西に一緒に帰ろうという
この街はおかしい。誰も真相を話さない
ここでは誰もが真顔で嘘をついている
ねえ、子犬。あなたにこの街は似合わない
冥銭を燃やしながら、田舎にも銀行がある。共産党の銀行だけども
葛藤の末、資本論をよみだした若来
射撃も近真に教わる
少しずつ若来の共産党への嫌悪感が薄れていく様子がわかる
世の中を変える覚悟を持っていても、実現させてこそ。
名前を知らない関係でも私たちには同志という名前があり、組織という家がある。共通の理想があり、背後には多くの仲間がいる。この国は共産党の下で輝きを放つ
顧問の理想と同じだという未来をここにみいだしたかも
1932年1月20日
第1次上海事変の少し前
反日分子との衝突あり
市政府が日本軍の要求をのんだけど軍が攻め込んでくることはまちがいなさそう
七宝街あたりが襲撃され火事がー
『追風者』25①
戦争が始まった
日本軍への抗議のための銀行業務は一斉休業とし、十九路軍への俸給の支払いを提案する図南
停止にはしぶしぶ三日で応じた虞会長、
先日の日本軍進撃の戦禍で下宿先も悲惨な状態に
近真が物資を持ってくる
ついでに、銃を護身用に渡す
国土を守るは我らの使命と十九路軍からの宣言
牢屋で死ぬより、戦争で死にたい林樵松
図南も国民党として十九路軍に資金援助したいが輸送に難があり
租界にいられればまだいいほう、追い出されるのが現状
軍費の捻出に苦労
租界から十九路軍までの持ち出しに苦労する
志願する若来
日本鬼や血債血償
など書いた紙が貼られ当時の様子を再現していた
金は軍のために仕え、物資は運んでやる豪兄貴かっこいい
瓦礫の中を人力車や大八車で運び出す
日本の義勇軍に見つかる…?
あちゃー軍隊もきちゃった…と思ったら、林樵松達だった
受刑者なのに国民党のために戦う彼の活動は若来にどう映ったのだろうか
物資は七宝街の辺りを中継地点として十九路軍まで運ぶことができ、
祖国のために!
この思いからか沈顧問も来て手伝ってくれ、しかもここで夕飯まで食べていた
信頼が深まるね、、
『追風者』25②
「米国のように国債を発行すればいい」と若来が提案するが、中国は「まだ」政府に信用がないから難しいだろうという顧問
このあたりの展開、次につなげる要素なんだろうけど、ちょっとこじ付け的な気もする…まぁいいけど
つかの間の勝利も、停戦協定は上海から中国軍を撤退させる不利なもの
「我々は時間を勝ち取った」と図南は強がるけど、政府筋からは「国難を前に民心を用いよ」と腹黒い指示がー
銀行としてはどうするのがいいんだろうねぇ
大姐のところに集まる虞会長たち。建設国債の件らしいが悪い予感しかない
大姐って誰よ、、政府と絡みがありそう
役割として銀行は国債を買えと強要されているんだけど
政権交代のたびに債券は紙くずになってきたことを見返したい気持ちもあるんだろう図南、、わかるけどでも!
図南の電話が盗聴されており、仕掛けられた罠ともしらず、市場取引を開始
ルール違反は上海から消えてもらうと脅すけど、ルール違反を促す鳴泉、陰謀渦巻く金融界隈
国債の高騰ぶりに、足元が浮つく周おばさんたち
買うことで国家に貢献するという、民心を利用ってこれか
「うなづくだけでいいの」
下宿の周おばさんに内部情報を強要されるけど?
見てるほうが暗澹たる気持ちのまま次回…
『追風者』26話①
うなづく若来に嫌な予感しかないよねぇ、、
追いかけまわす牛春苗ちゃんにいまだ「子犬」と呼ばれて返事してるのカワイイ
「国民から金を奪う制度よ」「良心はないの?恨まれるわよ」
正しいな
国債の値あがり方が異常
予想より順調だしこれも国民の信頼という図南が楽観視してるけど、若来が「誰か(銀行)が大量に売ってる」と見抜く
鳴泉たちは祝杯が映り、
図南は破産者が出ると予言
政府の情報に振り回される民衆たち
あのじーさんは、ほどほどにするべきと忠告するし危険だというけど
周おばさんはもっと儲けたいんだよなぁ
「若来に従え」とも言ってくれるけど馬耳東風
啊文も夜食にとスープをもってくる始末
80元にはなるが大勢が破産するだろうという言葉は、伝わらないだろう
やぱりみんな買っちゃうんだろうなぁ
孔先生の(再建回収の前倒し)情報を操作したり、外国人から買う方法を伝授したりとやり手の鳴泉のしたたかさが際立つ
ここまでは銀行が買い戻すことも予測していた図南、冷徹な一面も見せる
「一部の小口客は投機者であるが、害虫でもある」
若来には売ったと言えと周おばさん、こういうところよくわからないんだよなぁ
若来を軽んじてるとしか思えなくて
『追風者』26話②
株や国債ってリスキーなんだけどなぁ
徐さんのテーラーでも話題に。蒋介石のことは軍閥で利益集団と見なしているし「南京への失望を目の当たりにした時、我々の道は拓ける」
ま、そういう筋書きだよね
「安心しろ、空売りはさせない」意地を見せたい図南だけど。
若来の全身が映って見送る図南、弟子、若来の見納めかもね
明日売却禁止=盗聴
南京からの回収中止
が裏で進み、ヒヤヒヤドキドキ
電話一本で従わざるを得ない焦る図南、怒る図南
追い打ちをかけるように南米にいる蒋委員長からの手紙
真相は公表するな
阿鼻叫喚と暴動の取引所で
個人の責任にされ、央銀の責任にされ、八方塞がり
大口取引の記録が入手できれば証拠になるから
黒幕を暴きたい若来に対し、民意がだいじという図南
意見が分かれてきたなぁ
今回の裏の裏には南京政府という構図が真相で、政府に失望させたくない図南の思いが空回り
嘘で守るのか
今の(自分の)立場が恥ずかしい
偽造銀貨のときも考えが、あなたに従った
でも今回は無理です
若来、バッチを外して辞職
銀行の屋上で啊文
投身自殺を図る
若来が
「僕が正義を守るから」と言うも
「あんたは無力だ。あんたは羊だ狼じゃない」
はやく逃げ出せ!
ほんまやで、、(涙)
『追風者』27話①
屋上で一人、若来
ぼろ儲けにバーでおはしゃぎの虞会長と康処長と鳴泉、大姐のおかげだという
取引記録を処分しろという虞会長、さすが老獪だな
泥はすべて沈図南にかぶらせる算段、南京から命令させるらしい
いつそこまでの恨みを図南は買ったんだろう…
図南が、盗聴にやっと気づいた。遅いよ…
央銀に矢面に立たせ裏で儲けた南京政府への大きな失望から辞表を出すという
下宿屋の周おばさん、やっぱり家を抵当に入れてたじゃん、若来、宿がなくなっちゃうよ?
そしてやっぱり央銀の責任にされた
頷いたじゃない!ってお前が頷かせたやろって
じーさんは擁護してくれたけど、人々の怒りが苦しい
図南は辞職する意向を家族の食卓で告げる
国民党へ失望はしても、この兄を共産党へ翻意させることはできなさそうだけど、近真が機会をうかがっていそう
「僕がうなづかなければ買わなかった」
冥銭を燃やす二人に、じーさんが過去語り
数年前に破産した時より今回のはさらにひどい
上海中の庶民の稼ぎがすべて吸い取られた
賢いうえに善良なお前にこの世界は似合わない
腹黒くなければ生き残れないし、家柄の問題もあり最初からこの結末は決まっていた
思案に暮れる若来が美しかったり、襟の内側の汚れもよかったりで好
『追風者』27話②
宋先生から「中正剣」賜る死ぬ覚悟で挑めという意味か
申報(新聞)に自殺者報道が大きな見出しで自殺自殺載っているのを見つめる図南
これは鎖と枷だ
我々は国を裏切らない
国にも裏切らないで欲しいものだ
周おばさんは正気を失い姪っ子が入院させたけど、
みてなさい!と唾棄された。言いがかりもいいところなんだけど息子同然に沿道をみてもらっていたせいか若来は優しいよなぁ
過去回想で国民党への失望が深まる若来に、田舎へ帰ろうと牛春苗がいと逆に奮起してしまうw
「命を賭けて奴らと闘う」取引記録を探しに央銀に忍び込むと近真と遭遇
蒋委員長が知っていたという証拠はまだないが、
警察幹部が自ら放火しに来たというのは証拠でもあると
若来の部屋で帳簿解析
簿記の帳簿ってこの時代からこれ?妙に懐かしい
証拠が出た、若来は顧問にこれを渡したいと言う
若来の思惑は、顧問が投機家への「贖罪の機会を残したい」
でもなぁ、図南は退路が断たれているからなぁ
「あなたの決定を尊重する」と近真が言うのは、この先が見えてるのかも
央銀の会議室では、日本の投機家福田信一のせいにすると発表することが決定
放火にあったのにどこで取引記録を入手したんだ?
財務部高官の妻が黒幕と詰め寄るがー
次回!
『追風者』27話 参考資料
【中正剣】
中華民国の陸軍士官養成学校であった黄埔軍官学校において、功労者に下賜された短剣
【満洲事変と第一次上海事変 ―十九路軍と東北義勇軍の対日抵抗の実態と特質―】
https://agu.repo.nii.ac.jp/record/903/files/人間文化 第32號_1-46.pdf
『追風者』28話①
取引の証拠を突き付けても、デマだと一蹴する図南
若来に
「いったい何がしたい」と問うとと「正義の追求だ」という
政治は妥協の芸術なんだ
そこまで身勝手ならしょうがない
今この瞬間から、私は君の師ではない
絶縁され呆然とする若来だったけど、図南としては、なんでわからないんだと忸怩たる思いからの言葉だったかもなぁ
きっと言い過ぎたって後悔してると思う
テーラーでも徐さんが怒ってた
蒋は金欲しさに民心を捨てたのか
取引記録を新聞社に持っていって、南京政府の正体を暴く計画を立てるが難しそう
私的に印刷し、新聞のルートで配布ても、個人の発信ではデマだと思われるし
そこへ訪れた若来
「新聞社に記事を書かせたい」
僕を手伝えるのは共産党だけです
貴方は党員でしょ?と、切り札を出したが断られ
自分でなんとかするというと、徐さんも根負け
「焦るな。この件は闇が深い。殺されては真実が伝わらない」
そこで、記者のプライドを利用するという若来が立てた計画に
「あの青年は天性の革命家だ」と徐さんが感心する
でもこれ以上何もしないと僕の良心が許さない
被害者にも顔向けできない
『追風者』28話②
建設国債は詐欺
庶民を虐げ 国家を害した
許されざる金融犯罪だ
特ダネ発表の知らせを各新聞社に郵送する二人
ガリ版印刷する若来・封筒詰めする徐さん
男性がこういうちまちました作業を熱心にやっている姿はいいものだなぁ
軍法処捜査隊に林隊長が復活してる
記者が集まれば捜査隊は手が出せないと思っている
借金でもめたことにする提案を部下がしたけど、銭親分に頼みにいかせたぞ?
阿文の墓を建てた
拡声器で発信し、盛大に告知
マイクの部屋を囮にし、情報は気球から紙をバラまく方式
民衆の手前、記事を書くしかなくなる作戦
ルオライの服がさんとうふくになってる
切れた電線に林が気付いた
革命根拠地の金融システムに彼が必要だ
ねえ子犬かえりましょう
始まったばっかりだ
秦の黒幕が罰を受けるべきだ
デモが役に立たない
装甲車をだしてきた
デモが鎮圧されて、火に油状態
新聞社を十数社閉鎖できただけ
100社以上あるという
捜査が央銀に入ったら君も逃れられない
もう師弟関係は解消
徐さんとの会話中の曲が共産党勝利の雰囲気ある…
国民党は腐ってる
君はすぐに上海を離れるべき
顧問にこの資料を渡すという
共産党の銀行は貧弱だとかいてくれという
農民銀行が育つ時間をくれ
『追風者』36話②
ドイツ銀行のハンスからの助言により中華ソビエト銀行は陳済棠とタングステン取引を始める予定。陳の側近の閻祐民との交渉を若来が担う
閻の高飛車な交易レートに若来がタングステン線の民生品は輸出可能で南京も阻めないと匂わせると態度が軟化
新たな局面へ:
図南の妻子はイギリスへ
魏若来と牛春苗が正式に中国共産党員になった
1933年9月25日蔣介石率いる国民政府は
革命根拠地に対し空前規模の第5次包囲討伐を開始した
図南は広東へ行き、林と同行しろと言われる
林は図南を監視しろと密命を帯び場合によっては処刑してもいいですかと言う勢い
タングステン取引に際し広州への荷物の護送を頼まれる若来
ハンスと面識があるからしっかり渡せ
南京の手に落とさせるな
それよー
大事なところ
このドラマ、戦略的な退却(長征?)が1934年10月からだからそれまでの抗争なのかしら
残りあと2話!
【資料】
客家:
https://www.y-history.net/appendix/wh1303-072.html
長征:地図あり
https://www.y-history.net/appendix/wh1504-049.html
客家アイデンティティー形成過程の研究 - -中華民国初期の著名政治家…
https://tohoku.repo.nii.ac.jp/record/51116/files/KJ00004380637.pdf
『追風者』37話②
「石炭」に偽装し閻が発行した取引証を使い輸送する若来たち
しっかり密輸にかかわってる軍幹部というのも…広東軍だからか
黄沙駅での取り押さえでは異変に気付いた若来たちが窓から脱出し、荷物は置いたままいったん撤収
図南たちも作戦変更「荷があれば取りに来る」と
臨機応変に対応するあたり図南は司令官としても優秀だなぁ
そして「戦友」とはいえ敵対している林には
税関が関与している理由を考えさせたり
あれこれ林に答えさせる形で次の行動を促す図南
図南の指示を嫌う林樵松を動かしていく采配かっこいい
林とは腹の探り合いつつも
税関の汚職は許せないと乗り込む図南たち
密輸から共産党のかかわりを暗に指摘されぐうの音もでない閻
魏若来に協力したばっかりにねぇ、、
国民党と取引できるように全権をまかされている図南は彼のサインなしではタングステンを外に出せないように指示
タングステン鉱石が手元にない状態でのハンスとの取引はリスキィだけど成功させなければならないミッション
値下げで交渉し出荷を急ぐ策
税関の倉庫から直接搬出させるため、自ら囮になる若来
自分が行くと相手に信じさせればいいだけという強かさも身に着けてきて成長ぶりを感じる
「今夜羊料理店でエンさんにごちそうする」
『追風者』37話③
一方、手元(港の倉庫)にタングステンを持っている図南がハンスに取引を持ち掛ける
密輸の取り締まりに自分が着任したため
「今後私以外とは取引できなくなる」
これは脅し半分かもな
交渉金額は50キロあたり70元
金額の決定権が孔氏にあるため五日間待つというハンス、なんで?
交渉直後に急いで埠頭に向かうハンス、なんで?
タングステンを出荷させるべく通関書類をもってやってきたR社を名乗る人々
図南のサインも記載金額も整っていたため、出荷
順調な様子と別動隊が港に油を流すところを見守る若来
羊料理店で若来を待つ閻のところに、図南と林が到着して事態発覚
やられたね!
タングステンを積んだハンスの貨物船は出港
海上火災とあっては追いかけも出来ず、ひと悶着
「なぜ鉱石があの貨物船に?」と林を殴りつける図南に書類を見せる林
双方の言い分が食い違い罪の擦り付け合いで確執が深まる二人
でも、若来の書いた「70元」はどこから導いた価格なのだろう?
「今後は若来とだけ取引するよ」と、ハンスとの取引が確定
価格の読み方が正確かつ、実物が手元にない状態でも取引できる才覚を買ったんだろうな
『追風者』38話(終)①
いろいろと感じ入りながら見てしまった最終話
1934年9月、(国民党による)第5次包囲討伐が「行われた」
過去形か…包囲網強化から1年かけての追い込みに
雷鳴:共産党は兵力の差により広州から撤退することが中央軍事委員会で決定された
魏若来:タングステンでの収益を移転に必要な銃や弾薬や医療物資を購入して支援したい
ああああ、プロパガンダ色強くなってきたなぁ
魏若来から依頼の商品購入に軍用物資を流用させる閻
広東軍から物資を買ったに違いないと林樵松が鋭い
広東軍の方も流用させると見せかけて取り戻す予定なのも陳指令の手前汚名挽回必須だからか
林樵松の密偵により、倉庫から運び出されたものが軍用物資であることが確認できた
鉄道貨物で運ぶ列車ごと一網打尽にする計画を練る国民党側
林の密偵を察知していたにもかかわらず、春苗らが密偵を泳がすのには理由がありそう
『追風者』38話(終)②
共産党側の陸路での運搬計画に
「今回は読みが外れましたね」と揶揄する林。図南は
今回は私も行く、若来を捕らえて南京に弁解したいというが
「列車内で身を守れるかわかりませんよ」と答えるのは
これは脅しなのか、伏線か?
でも、少し悲しそうな林樵松の顔なので、処刑してもいいですかって南京(政府)に言っておきながらも、実は本心では図南のことを殺したくないんじゃないかなぁ
弟分の文彪の死をよく回想したりするし、どうみても情に篤いタイプなんだよな
彼の死に共産党員を殺しつくして南京に返り咲くと誓った
共産党への強い憎しみ、たとえ共産党にスパイとして潜入していた美娟の兄であろうとも裏切りは許さない
師匠のことといい、彼の行動原因は自分への裏切りに対する報復なのかも?
定番の、死地に赴く宣言あり「来世で会えたら妻にする」
決戦は列車内で
機関室に三強子が潜入、春苗とは孔くんは乗客、若来たちは乗務員として潜入。
図南と秘書は客室に、図南の表情が物憂げで気になる
閻による花県(駅)での奪還計画は三強子の働きにより駅に列車が止まらず、あっさり失敗
列車内の魏若来と閻一派の戦いを見守るテイの図南の客室に林樵松がやってきていう
「若来の為に時間稼ぎをしてるんだろ?」
『追風者』38話(終)③
難癖だけでなく、南京では「肥桶」と呼ばれていると罵倒するし「あんたは用なし」と煽る
所詮使い捨ての駒に過ぎず上層部も了解済みだとし、発砲。黄秘書がかばって撃たれる、、、
「共産党に加担した罪で、図南を射殺した」と宣言し、大義名分を得て共産党員の殲滅へ
車内での激しい抗争の末、
孔さんが身を挺して防ぐなど、共産党員たちの、撤退するも志を貫ぬくその死に様をクローズアップ…。
図南、近真から贈られた防弾チョッキのおかげで生きてた!
最後を迎える黄秘書の言葉が立場をわきまえた近習らしくてよい
「僕は気づいていました」
でもずっと疑問だったよね
「若来と仕組んだことでしょう?なぜですか?」
瑞金で、この国には別の道があると気づいたという図南
近々ではそうだけど、もうそのずっと前から気付いていたけど、自分で認めたくなかっただけだよね
「もうおそばにいられず、すみません」
襟の薄い血糊が美しい
連結部分で樵松と若来の戦い
武力闘争に慣れていない魏若来の戦いぶりもよい
若来に感謝するという樵松は、南京に殺せと言われて困ってたという
「おかげで共産党に殺されたことにできる」
それは本心だっただろうけど
「処刑してもいいですか」も本心かも
殺したいけど殺したくない
『追風者』38話(終)④
復活した図南が樵松を処分し、若来にも銃を向けたけど
「あなたの協力には気づいていました」
「こんどは僕があなたを救いたい」
の言葉に銃を下げる
近真も言っていた
「あなたもきっと共産党に入るだろう」
「いつかあなたと肩を並べて闘いたい」
王一博の少年のような表情と紺の服が良く似合う若来だった
さらばだ
弟子の成長ぶりに嬉しそうな図南の表情がみもの!
積み荷を共産党から取返し下車する特派員の「涂南申」
彼は今後どう生きるのかなぁ
積み荷はすべて石だった
あらぁ…してやられたね
「協力」についての二人の回想シーン
万年筆に仕込んだと1と9と0の数字の紙片
ここから読み解く70元
「今後 何があっても 初心を忘れるなよ」と過去の図南の言葉を思い出す若来
己の本心を見失うな
認めめざるを得ない
共産党は実力をつけた
新聞社(?)に持ち込んだのは何を掲載してくれといったんだろう?
水路で江西に物資が届いた
列車での抗争は陸路で物資を運ぶ陽動作戦だったのか
「人は自分が気付いた事実を信じる」
弔いのラッパ
1934年10月
長征が始まる
鼓舞する雷鳴
「天秤棒の上の小さい銀行でも火種があれば大きくなれる」
1年に及ぶ長い旅は始まったばかり
『追風者』38話(終)⑤
魏若来のモノローグ
1935年10月で長征は終了し
1936年12月、名前を変えて上海にもどった
足取りも軽く
「孤雁」と上海証券取引所で会う約束で新たな金融の伝説を作るんだそう
折しも西安事件勃発で蒋介石が拘禁の新聞記事に追い風を感じる作り。そして、証券取引所で待っていたのは「孤雁」は沈図南だったよ!
新たな風が吹く~
で
END
EDも最初の曲にもどり、彼らの歩みを感じたなー
情に篤い男たち(図南と樵松)の話だったし
きょうだいの話だったし、師弟の話だった!
「孤星」から「孤雁」へ、いつも若来を見守ってる感じ
実在の人物を参考にして金融界の幕開けを描きたかったというドラマ製作陣の熱い思いが感じられる良い作品だった
言語化されてない部分を自分がちゃんと受け取ることができていたらいいなァ
林樵松に関してはもうちょっと描きたかったのではないかと思ったりするけど、
ジャン・ティエンヤン(張天陽)さんの怪演から汲み取れるものも多そう
今までも情に厚い長男役などもあったし、役柄ならではの屈折した複雑な感情の演技が上手い方なだけに、沈図南に対する憧れと嫉妬からくる逆恨みの部分を表現してくださっていたように思う
『追風者』37話①
沈図南、広州に着任
街の賑わいに実質的に広東を支配している陳済棠の施策の良さがうかがえる
これが広州国民政府かぁ
林が来たことも憂鬱の種、図南の足枷だよなぁ
南京政府が林に自分を見張らせてるとちゃんと理解しているあたり傀儡に甘んじているようで、生き生きとした図南の表情がもう見られないのが寂しい
一方、日本人にタングステンを売っていた黒幕をつかまえた林樵松、嬉々として拷問してて闇が深い
捕まえた黒幇(へいぱん)から共産党とのタングステン取引の糸口を得た
黒幇って、ここいらの青幇みたいなもんかな
広州でのタングステン小口取引は海鮮料理店を通じて行っているようだけど、顔を出し商売やばいでしょ
そんな中、若来の今回のミッションは大量のタングステン鉱石を広州まで運び、ハンスとの大口取引を成功させること!
貨物列車で輸送するぞー
地図を広げながら次の取引場所を推測する図南たち
林の図南のような口ぶりに「昔は敵でしたが今は戦友です」
「分析の仕方を教えてください」は嫌味なのか
図南も負けじと言い返す
「偽造銀貨事件から学んだようだな」っていう彼らの
わだかまりが消えることはなさそう
共闘しなければまらない葛藤が面白い
さて「生け捕り計画」開始
#視聴メモme追風者