友達がソロモンとフォルネウスの関係が好きだということで、フォルネウスのことをキャラストくらいでしか知らないながらも、わたしも興味を持っている
全然まだ関係がわかんないけど今のところ、松野志保『われらの狩りの掟』の「月夜にはほのかに光る枯山水遂げざる謀反こそうるわしく」という短歌が、なんとなくメギドの中でいうとフォルネウスなのかなと感じた。なぜなら私が今想像しているソロモンとフォルネウスの関係では、フォルネウスにとってソロモンって、彼一人ならどうとでもできるけど今のアジトのメンツがいる以上滅ぼせなさそうな、檻の向こうのうまそうな餌なのかなと予想しているから。いつか手に入れたい、だけどその日はまだ来ない、麗しき謀反の予感。踏み荒らされる前の静謐な枯山水。と同時に、自分を忌まわしいヴィータの姿からメギドの姿に戻してくれる都合のいい奉仕者でもある。壊したいような、壊すには惜しいような、食べるのが惜しい飴細工のような。