本の仕事をやってきた者からすると、定期的にSNSで話題になる「読む本をどこで入手するか」については、それぞれ人には事情があるんだから、他人がどうこう言う問題ではなく、好きにしたらいいし、図書館で読んだり古書で買って後ろめたい気分になったりする必要もないし、わざわざ報告しなくてもいい。
でも、昔、図書館にはまず入らない高額小部数のデザイン書や建築本やコーヒーテーブルブックを作っていた時は、「図書館で借りたよ」「えっ!!!まじで? 本当に?どこの!?大学図書館とか都立や国会とかじゃなく?? 買ってくれるとこあった?なぜ?」と興奮気味になっていたので、図書館で読んだ報告も、本の種類によっては嬉しいかもね……
@maya こんにちは。手がけられた高額少部数の本が図書館に入っていた、というお話し、とても興味深いです!
@ginmokusei デザイン事務所が資料として経費で購入するのがメインという本だったので、美大や都立図書館ならまだしも、区立の図書館では借りる人も少ないのでは……?という無駄な心配をしました。
@maya ご返信ありがとうございます。なるほど、都立と区立で買う本の種類が違うのですね。(私が住んでいるところでも、県立と市立でちょっと違います。)
デザイン事務所が資料として経費で買う本…すごく専門的なのでしょうね。
あと、小さい出版社にいたときに、新古書店で自社の本を発見して「うちの本もちゃんと新古書店にまで流通するようになったんだわ…」ってしみじみしたことある。
でも某大手出版社の近くにあった古本屋で同じタイトルのうちの本が5、6冊並んでいたのを見た時には、大手出版社の複数のおそらく雑誌の部署に送られた献本が売られてるんだな、って思いました。