1936年の夏、クラリネット奏者の波多野は、妻のまどか(マドンナ)と上海にやって来る。波多野は軍国主義が広まりつつある日本を離れ、自由に演奏できる上海でジャズをやるため、パリに行こうと妻をだまして連れてきたのである。
2人を迎えたトランペット奏者の松本(バクマツ)はギャンブルが好きで、つねにクラブ「セントルイス」のオーナーのラリーから前借り(バンス)をしている。やがて松本はラリーの愛人であるリリーと恋に落ちる。トラブルの仲裁に入ったまどかと波多野は、その代償としてクラブのショーに出演することになる。
戯曲『上海バンスキング』は、自由劇場の串田和美からミュージカルを依頼された斎藤憐が構想、執筆。六本木自由劇場での初演(1979年)以来、現在までに数百回の公演実績。また、深作欣二(1984年)、串田和美(1988年)によって映画化。
Wikipedia に内容、配役、経緯等あり。
https://ja.wikipedia.org/wiki/上海バンスキング