書きはじめたばかりの小説から、登場人物のイカロスが姿を消す。盗まれたのか、逃げたのか。ライバルの小説家をたずねたり探偵をやとったりして、消えたイカロスの行方を探す作者。探索ははかどらず、弱音をもらす作者。
《作中人物を失った小説家の運命とはいかなるものであるか? たぶんいつの日かすべての小説家がそうなるだろう。われわれはもはや作中人物を持たなくなるだろう。作中人物たちを探す作者たちになるだろう。》――レーモン・クノー『イカロスの飛行』(滝田文彦訳)
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