( ..)φ→「家族3人で暮らしていた時は、学校を休むこともなく成績も優秀だった子どもが、母親に連れられて別居した後に不登校になり、勉強も手につかない。「やっぱり任せておけないな。俺がいないとダメなんだよ」という父親。しかし、この家庭には、父親から母親への暴言があった。「バカなの?」、「俺と同じだけ稼いでから言えよ」、「イライラさせないでくれる?」、「頭湧いてるだろ」、「グズ」、「ブス」、「デブ」…。暴言は、自分に向けられたものでなくても、それをみた人の心を壊す。継続的な人間関係から生じた傷は、後遺症として時間差で症状が現れることもあるのだ。
表面上みえている景色は、裏返せば狂気。「常識」では計り知れないリアルがそこにある。」
【弱い者の声を拾う。弁護士・小魚さかなこ『面会交流と共同親権―当事者の声と海外の法制度』を読んで|じんぶん堂】 https://book.asahi.com/jinbun/article/14831384