もともと震度って「地震によってその地域がどの程度の被害を受けるか」を表した指標で、単純に同じ震度でもエネルギー的な地震の強さや地震で揺れていた時間、地震の周期は異なる、というのを認識してる人って案外少ないと思うのです

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そこから「じゃあ被害を表す震度をどうやって数値化するんだろうか」というのが昨日気になって気象庁のHPやら論文やらを読んでいたんだけれど、以下のように出すらしい🤔

①震度計でX,Y,Zの三軸を計測する
②軸ごとにそれぞれフーリエ変換をかけて時間スケールを周波数スケールに変換
③高低周波数を除去するフィルター(ローカット、ハイカット)、揺れの周期による被害の大きさを反映したフィルターの計3種のフィルターをかける
④逆フーリエ変換をかけて周波数スケールから時間スケールに戻す
⑤三軸をベクトル合成する
⑥「a以上の振幅となる時間がちょうど0.3秒」となるような振幅aを求める
⑦「I = 2 * Log10 a + 0.94」を計算
⑧Iの小数数第三位を四捨五入、第二位を切り捨てる

詳しい算出法や計算過程のグラフの変化等が気象庁HPに載っているので、そこを見ると理解が深まる
data.jma.go.jp/eqev/data/kyosh

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