帝国主義(含むWWII)の時代のその後のあれこれについては、ドイツ(西ドイツ)の採った方針がとにかくまともだったと思う。知れば知るほどそう思う。今に至って特にそう思う。ポエムと言われるかも知れないけど、彼らは国家として大きな罪の苦しみに真正面から対峙しようとした。島国ではなかったからかも知れないし、他の理由からそうなったのかも知れない。しかし日本でもあの〝ホロコースト〟に匹敵するなにかが無かったなどと一体どう考えれば言えるんでしょうかね
ハノイの歴史博物館に行ったら「Japanese fascist army」というキャプションが日本軍の資料につけられていた(むべなるかな)。亜細亜を解放するだなんてプロパガンダを容易く信じたアホで哀しき祖先を持つ我々。祖先といってもおじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんといった、目に見える世代の話ですよ
個々たる彼等がどうだったとかいう気はないけど、ここはひとつ〝わたしたち〟のこととして、あれこれ考え反省したいなというのが一小市民の思いです
卑屈なのはいやだな
そのうえでアップデートしていきたい
世界の仲間に堂々と入っていける日が来て欲しい
ニューヨークのストリートアート(グラフィティ)第一世代のアーティスト、COCO144が「マリオに」と、新作「uno cuatro cuatro」のエディションを持たせてくれたと、念願の初来日を果たしたホスエから昨夜! 感涙。これはまたかっこよく額装しないとな!
COCO144は1970年代初頭、ストリートアートの世界に初めてステンシルでの表現を持ち込んだパイオニア。僕が2019年にニューヨークで初めての(そして現時点で唯一の)個展をした際に見に来てくれて「super dope」と評してくれ、さらになんと一点購入してくれた。そのことが僕の創作の大きな支えのひとつになっている
すでに額に収まり壁に鎮座しているのは、そのCOCOが最初に使ったステンシルをそのまま使って復刻した「The First Stencil」のエディション22/23。これは絶対欲しくて一昨年購入したもの
がんばらないと!
COCO144 (Coronado Print Studio)
https://www.coronadoprintstudio.com/post/manage-your-blog-from-your-live-site
ただ絵を描きたいだけなのに、なにかとデジタル処理を求められるこの時代
古いAdobeセットを入れて使っていた化石みたいなOS9の Macが死んで、以来フォトショもイラレも無くなってしまった
フォトショの代わりにGIMPというジェネリックのフリーソフトで凌いでいるけど、それで特に困ることはない(困ったときにはデザイナーこ友人にデータ作り手伝ってもらう)
イラストレーターがないのはちょっと不便だけど使って年に2〜3度だからこれも友人の助けを借りつつまあどうにかこうにかなっている
絵を描く時間がもっと欲しいと思い続けて20年余年。来世に期待だな(来世ないけど
データいじりがしたい訳では一切ないし、むしろその手の作業は苦手だし嫌いだよ
2年前の参院選をきっかけに、酒場の店主などからの依頼に応じ、投票喚起のプレートを「VOTE看板」として製作するようになった
政治の話をする(つまり政治参加の)きっかけとして活用してもらい、結果として投票する人がひとりでも増えればいいなというのがそのささやかな狙い。政党や候補者選びには特に立ち入らず、話がそちらに流れない限りこちらから話題にすることはない
「なぜ投票すべきか」というそもそも論に対してどう説明すべきか迷うことがあるが、これまでの経験上わりと通じやすいのが次の説明
●多くの議員にとって最大の関心事は国民の生活でも平和でもなく、ただ選挙に勝つこと
●国会や地方議会とは予算の使い道を決める場所
●例えば20~30代の投票率が低ければ、その世代に割かれる予算は減る(投票率の高い世代が喜ぶ政策が優先される)
●雇用や教育や育児の環境改善を目指すなら、その世代の投票率を上げるのが有効(無視できないほどになれば最高)
だから生活を少しでも楽にしたかったら、ちょっと面倒でも友達誘って投票に行っといたほうがいいよという話
これくらいの話なら酒場の空気が悪くなることもないし、実際これで初めて選挙に行ったという人何人かいる
※ほかにも有効なピッチがあったら教えて欲しいです
『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』翻訳しました ▼『刑務所ごはん』取材+ライティング▼タイ東北 #モーラム酒店 (渋谷/神泉)の壁画とか ▼変な絵を丁寧に描きます: http://mariomandala.com ▼いろいろ非正規・傍流・夜勤