見なければと思っていたドキュメンタリー映画「ヤジと民主主義」を昨夜やっと。座・高円寺のドキュメンタリー映画祭。
誰もが思うことかもしれないけど、第二次安倍内閣以降の日本社会のひどい劣化は、ひとつには東日本大震災で起きた東京電力の福島第一原子力発電所の原発事故の影響もあったのではないかと思ってる。
詳細を語り出すときりが無くなるし、まだうまく言語化できていないことも多いので省くけど、東電の原発事故の直後に覚えたあの予感は、チェルノブイリ原発事故とその後のソ連崩壊に重ねて考えれば当然のことだった。
なので2012年にまた自公政権が復活した(あるいはその前の民主党・野田内閣の)時点で、すでにものすごく嫌な予感がしていた。ということで、あの頃を境に自分の仕事の仕方をそれなりに変えた。
ぶっちゃけ、もう手遅れだなと思わされることは多いが、そのようななかでもまだ残されている機会があるはずなので、その希少な機会をとにかく大切にしていかないと。
そんなことを改めて感じた「ヤジと民主主義」でした。上映後の、監督の山﨑裕侍と是枝裕和のトークでもいくつか重要なことが語られていた気がする。
その後、久し振りの高円寺で終電まで酒。