礼さんロナンが悲しみで、ありちゃんロナンは怒りだよねみたいな話を見かけて、あ~なるほどだから前者が100回とかある公演のディレクションで選択されてて、後者が私向けだったんだと腑に落ちていたところです。
構造で固定された理不尽を目の前にした時、悲しみにくれ自分を守るように時折茶化してみせるような人が、今の世の中的には受け入れられやすいんじゃないかな~と(元々トップさんがやってたのはそういう感じだった)演出担当は大衆ウケを判断する能力がすごく高いと思ってるので、そこは見誤らないでしょう。演者の持ち味を加味した上で、そっちの役作りにしたんだろうなあ。
でも私はそういう理不尽にはキレてほしいタイプなので(これは私自身がキレてるからです)、そりゃあありちゃんロナンが好きだよ……心底正面から怒ってたもん……だからヒーローに見えるんだよ……
正直「今の世の中だから、構造的理不尽に対して『悲しむ』タイプの方がウケる」ということに思い当たった時、そういう世界にもまあまあキレてますからね私は(沸点!)