礼さんロナンが悲しみで、ありちゃんロナンは怒りだよねみたいな話を見かけて、あ~なるほどだから前者が100回とかある公演のディレクションで選択されてて、後者が私向けだったんだと腑に落ちていたところです。
構造で固定された理不尽を目の前にした時、悲しみにくれ自分を守るように時折茶化してみせるような人が、今の世の中的には受け入れられやすいんじゃないかな~と(元々トップさんがやってたのはそういう感じだった)演出担当は大衆ウケを判断する能力がすごく高いと思ってるので、そこは見誤らないでしょう。演者の持ち味を加味した上で、そっちの役作りにしたんだろうなあ。
でも私はそういう理不尽にはキレてほしいタイプなので(これは私自身がキレてるからです)、そりゃあありちゃんロナンが好きだよ……心底正面から怒ってたもん……だからヒーローに見えるんだよ……

正直「今の世の中だから、構造的理不尽に対して『悲しむ』タイプの方がウケる」ということに思い当たった時、そういう世界にもまあまあキレてますからね私は(沸点!)

しかしいつもアンテナのチューニングが合うな~と思ってる推し演出家の師匠の公演で、こういう反応をするってことは、『合う』ところもあるけど、いつもは私の『合う』と感じるパターンはディレクションで切り捨てられてる方とかの可能性があるな……というのが今回の発見です。たぶん向こうの考えるメインストリームの観客と私がズレてるんじゃないかな……

今週ほぼずっともう存在しないものだから惜しくなって固執してるんじゃないと思ってる私と、どう理屈で考えてもあの7回とかしかなかった代役公演が私向け過ぎたでしょ目を逸らすな……!って言う私が脳内で喧嘩してバターになりそう。

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