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沖縄戦の「ひめゆり部隊」に関しては多くの書籍がありますが、ぜひお勧めしたいのがこちらの3冊の手記集。
『ひめゆりたちの春秋』では、戦前の女学生達の楽しい寄宿舎生活が綴られ、徐々に軍国主義が迫る様子も。
『続・〜』では戦後の収容所生活から、各自の”第二の人生”を歩む様子が描かれます。
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また『ひめゆりたちの「哀傷歌」』は、彼女らが詠んだ短歌を取り上げ、沖縄戦の様子や戦後の暮らし・当時の気持ちを浮かび上がらせます。
歌に込められたひめゆり達の心の痛みと想いの深さが、時を超えて私達の心を大きく揺さぶります。
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NHKの番組「ザ・ライフ」の特集『遺された声 〜女子学徒100本の録音テープ〜』。
沖縄戦に「ひめゆり部隊」などとして従軍し、生き残った女性達の証言を取り上げた番組です。
沖縄・九州のみでの放送でしたが、今なら配信サービスの「NHK+(プラス)」で視聴できますので、可能な方はぜひ。
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(続き)→ 写真で腕を吊り目がうつろなのは、食糧を奪おうとした日本兵から暴行を受け、肩を脱臼し目や頭に大怪我を負ったせい。
また血まみれの服は、壕に脱ぎ捨た物を米兵が持参、写真を撮る際にわざわざ着せたのでした。
同じく大田氏の著書『沖縄戦を生きた子どもたち』(2007刊)に、これらの詳細が。
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“友軍”にさえ危険を感じ、息子を守ろうと女装させた父親。
たとえ少女だろうと殴りつけ、食糧を奪った日本軍。
血のついた服を着せ、演出して写真を撮った米軍。
戦争とは、単に兵隊が撃ち合うとか空襲にあうだけではない、もっと残酷で醜いものだと、この”少女”の目が訴えているようです。

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大田昌秀氏の名著『これが沖縄戦だ』(1977刊)。
表紙の写真は79年前の今日・6月21日に米軍が撮影し、”うつろな目の少女”として有名に。
しかし大田氏は後に、生きていたこの少女と面会、何と男性だった事を知ります。
日本兵から手荒な事をされぬよう、親の指示で少女に扮装していたのです。
(続く)→

(続き)→ 今号の「日記」は、今年2月から5月15日までの記録。
連日の抗議活動が続く辺野古。
自衛隊がミサイル配備を進めるうるま。
辺野古を埋め立てるために、沖縄戦の遺骨が眠る土砂まで掘り起こされる糸満・熊野鉱山。
同じく埋め立てのため、自然豊かな山が無惨に削られる本部町・塩川/安和。
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各地に足を運び、現実と向き合い、傷つきながらも、うみさんは想いを書き続けます。
そこには自分自身への迷いや内省があり、沖縄とどう向き合うべきか真剣に悩むうみさんの姿には、胸を打たれます。
沖縄からうみさんが絞り出すように発してくれた言葉、多くの人の心に深く響くはずです。

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沖縄から、ZINE『うみかじ』8号が届きました。
内地生まれの”うみ”さんが単身沖縄に渡り、辺野古をはじめ社会問題の現場に立ち、見たもの・感じた事を綴るフリーペーパー。
うみさんの真っ直ぐな瞳に写し出されるのは、”本土”に住む私達こそが知っておくべき、沖縄と日本の実態です。
(続く)→

本の情報サイト『好書好日』の連載コラム「本屋は生きている」にて、まめ書房を取り上げていただきました!
丁寧に取材・執筆してくださったのは、『離島の本屋』など多くのノンフィクションの著者である朴順梨(ぱく すに)さんです😊
リンク👉book.asahi.com/article/1529644
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記事には、まめ書房を始めるに至った経緯や、この店を通して目指している事、沖縄県外で「沖縄本専門店」をやる理由などが、とても詳しく書かれています。
朴さん、本当にありがとうございました🙋🏻‍♀️🙋🏻‍♂️
記事の末尾には私が選んだ「沖縄が見える3冊」の紹介もあり。
ぜひご一読ください!
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(続き)→ ただ埋もれた骨を掘り出すだけでなく、遺骨の姿勢や破損状態・周囲の遺物なども検分し、どんな人が、どのような状況で、どんな最後を迎えたのかを明らかにしていく具志堅さん。
まさに、遺骨が沖縄戦の実態を語る”証言者”となるのです。
監督の奥間勝也氏も沖縄出身、新進気鋭の映画作家です。
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ぜひぜひ、多くの方にご覧いただきたい映画です。
上映館・期間などは、サイトにてご確認ください。
closetothebone.jp
また具志堅さんの著書『ぼくが遺骨を掘る人「ガマフヤー」になったわけ。』も、ご一読をおすすめします。

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まめ書房、沖縄出張を終えて本日(6/16)より通常営業です。
早速ですが、こちらの新作映画『骨を掘る男』をご紹介。
沖縄戦の遺骨を40年以上にわたり収集し続ける具志堅隆松さんの姿を通して、沖縄の歴史と今を見つめるドキュメンタリー。
昨日から東京・大阪・京都などでも公開が始まりました。
(続く)→

沖縄出張を終え、神戸に戻ってまいりたした。
まめ書房は6月15日(土)まで休み、16日(日)より営業再開します。
沖縄にて仕入れた書籍や工芸品は、順次店に出していきますので、どうぞお楽しみに〜🙋🏻‍♀️🙋🏻‍♂️
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こちらは一昨日の写真。
南風原町・本部の石獅子です。
若山恵里さんの著書『石獅子探訪記』などでも紹介されている、個性的な顔立ちの魔除け獅子😳
今回実物に会って、背中に小さな背びれ(たてがみ?)が、お尻には尻尾がある事に気づきました。
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沖縄出張4日目、今日は首里へ。
琉球王朝時代からの流れを汲む金工の工房「金細工(くがにぜーく)またよし」さんは、リフォームも完了。
看板犬のカンスケくん・銀太くんとも再会🐶
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同じく琉球工芸の精華を今に伝える「角萬漆器」さんでは、伝統とモダンを併せ持つ作品を見学。
カフェコーナーにて、美味しいハーブティーやケーキも堪能しました😊
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[添付: 6 枚の画像]

沖縄出張3日目、今日は一旦宜野湾へ行き、「BOOKSじのん」さんと「榕樹書林」さんを訪問。
どちらも沖縄の古書店の重鎮、まめ書房も大変お世話になっている大先輩です。
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次に八重瀬町へ南下、障がい者支援施設「太希おきなわ」の工房にて『琉球みやらびこけし』の仕入れ。
そして南風原町「大城廣四郎織物工房」へ。
沖縄伝統の織物が生まれる現場は、静かな熱気に包まれていました。
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[添付: 6 枚の画像]

沖縄出張2日目、全沖縄古書籍商組合の”市会”に参加。
沖縄の主な古書店が一同に会し行う、古書の競り市です。
貴重な沖縄本を巡って、楽しくも熱いバトルが展開🔥
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膨大な量の本の中から、仕入れるべき本を探し、状態をチェックし、入札価格を見極め…と、脳細胞がフル回転🤯
まめ書房にとっては、沖縄本の歴史や価値を知る学びの場でもあります。
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今回はどんな本を持ち帰れるか?
どうぞお楽しみに。
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沖縄出張初日、夕食は那覇の某食堂にてカツ丼を。
そして陶芸家の山川亜貴さん(2枚目の写真右)と、楽しく打ち合わせ。
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ちなみに沖縄のカツ丼は基本的に野菜たっぷり、ボリューム満点。
店によっては、さらに異なるタイプのカツ丼もあるそうなので、いろいろ食べ比べるのも楽しそうですね😋
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まめ書房は本日6/10(月)より、買付けのため沖縄へ出張します。
店舗は15(土)まで休み、16(日)より再開します。
期間中、ご不便をおかけしてすみません🙇🏻
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今回も、沖縄にて素晴らしい古書や工芸品を見つけてまいります!
どうぞご期待ください📚
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先日、台湾出身・神戸在住の日和(HIYORI)さんに、まめ書房を取材していただきました。
記事がブログにアップされていますので、ぜひご覧ください!
文章は中国語ですが、ブラウザの翻訳機能などを用いれば日本語で読めます。
hiyori.cc/article/mamebookstor
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美しい写真も添えて、まめ書房での体験や私達の想いを詳しく伝えてくださいました。
これを機にアジア各国の方々ともご縁ができれば嬉しいです😊
また日和さんのブログでは、神戸の他にも日本各地のお店や見どころが紹介されています。
どの記事も丁寧に取材されていますので、ぜひご一読を。
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沖縄の雑誌「おきなわいちば」、最新の85号が入荷しました!
特集は「沖縄おいしいものトリップ」。
冒頭では、ロースイーツを提供するカフェや、牛舎を用いず「放牧」で乳牛を飼う酪農家、自家製生パスタやネパール料理のお店などを詳しく取材。
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続いて地域別に、北谷・糸満・名護・そして那覇の栄町市場の魅力を紹介。
他にも有名店のスタッフがお勧めする店、レストラン・カフェ・パン屋に酒場まで、美味しいものがてんこ盛りの一冊です。
バックナンバーも併せて入荷していますので、この機会にぜひ。
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【営業/休業日のお知らせ】
以前もお伝えした通り、6月9日(日)は18:00までの営業です。
普段より1時間早く閉店しますので、ご注意ください。
10日(月)〜15日(土)は沖縄への買付け出張のため休業します。
16日(日)より平常通りの営業に戻ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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(続き)→ ①「沖縄戦後史 故郷の喪失と創造」古波藏契
米軍統治〜日本復帰〜現在に至る、沖縄社会の変遷と人々の意識・価値観の変貌を浮き彫りにする論文。
朝ドラ「ちゅらさん」も例に挙げての、斬新な切り口!
古波藏さんの著書『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』や『「守礼の光」が見た琉球』も併読を。
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② 「埼玉クルド人コミュニティ」安田浩一
埼玉で今、酷い差別に晒されるクルド人達を取材したルポ。
少数者を攻撃する日本人/日本社会の”怖さ”についての考察は、沖縄に関わる者としても見逃せません。
安田さんと金井真紀さんが沖縄の戦中・戦後について書いた、『戦争とバスタオル』もぜひ。

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