フォロー

昨日(3/16)、すごいニュースがありました!
沖縄戦時に失われた、琉球国王の肖像画6点を含む美術品22点が米国で発見され、沖縄に返還されたとの事。
国王の肖像画は「御後絵(おごえ/ウグイ)」といって、15〜19世紀にかけ歴代琉球王の死後に描かれてきたもの。
まさかその実物が現存したとは!
(続く)→

(続き)→ こちら『遥かなる御後絵』(2003刊)には、まだ未発見だった当時、残されたモノクロ写真を手がかりに、画家である佐藤文彦氏が復元した御後絵10点を収録。
佐藤氏が研究と試行錯誤を重ね、現代の技術を用いて描く過程も詳しく説明。
関連する美術工芸の解説もあり、御後絵の意味と価値をしっかり学べる一冊です。
*
御後絵は沖縄戦で全て行方不明となり、2001年から沖縄県の依頼でFBIが捜索。
今回の物は元米軍人の遺品から発見されたそう。
御後絵はまさに琉球美術工芸の精華であり、これは琉球文化解明の大きな手がかりになるでしょう。
来たる首里城再建とも併せ、琉球史への関心が盛り上がりそうですね。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。