(続き)→ 都合の悪い事は説明せず、批判する記者は排除する政治家。
公然と差別を撒くレイシストや、欺瞞に満ちた”復興五輪”。
そんな権力や暴力に目をつぶり、忖度する中央メディア。
この現状に対し二人は危機感と葛藤を抱き、志を同じくする記者達と連帯しながら、粘り強く立ち向かいます。
*
官民癒着や弱者への無関心・ヘイト等、今も続く日本社会の”醜さ”が炙り出される中、身の危険も覚悟して取材を続ける三浦・阿部両記者の姿は圧巻。
一方、私達は何をしてきたのか、2年前と比べどう変わったか…と省みれば、心に巣食うフェンスを破れない自分の姿に、忸怩たる思いがするばかりです。