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『夢分けの船』は単行本になるそうで。

makina さんがブースト
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『SFマガジン4月号』は津原泰水特集。津原泰水名義初の短編や、津原さんの手による未発表コミック、童話、など初めて読むものがほとんどです。親しかった方々の追悼エッセイも。いつかこんなふうに書けたらと羨望していた作家でした。

トイレットペーパーの値段に愕然とするなど。

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レアード・ハント 柴田元幸訳『インディアナ、インディアナ』が来月復刊されるそうで、めでたい。断片的な回想、送られてくる手紙、送る手紙、奇妙な話などがうとうとしながら目に浮かぶ情景のように染み入ってきて、しだいに背景が立ち上がってくるという、もう大好きな本なんですよ。十数年前に柴田元幸さんの朗読会でペーパーフラワーを水に浮かべるあたりの朗読を聞いて痺れ、即買ったのだった。

〝それからノアは、自分がまたいつの間にか居眠りしていたことに気づき、今回は人々が壁のなかに立っていて透明なのは壁でなく人々であることを悟る。彼らがゆらめき、やがてじわじわ消えて行くのをノアは見守り、ついには彼らは完璧に透明になる。〟

〝長い、長いおはなしを書いてそのあいだわたしたちは腰がだんだん太くなって頭ガイコツがどんどん細くなって、そのうちに誰かが誰かを送ってよこしてわたしたちの絵を土でかいて、それからみんな古くなった自分の顔をはずして、どこかにかくして、それから立ち上がってこがね色のひろいひろい野原をいつまでもかけていきました。〟

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ここ数年、子供向けYouTubeチャンネルを見続けてきたが、小学生くらいになってから、陽キャ、影キャ、童貞あたりの用語が頻出しはじめ、こういう用語はこうやって受け継がれ、また再生産されていくのだなあと暗い気持ちになる。

目が離せなかったぜ、ちいかわ散切り頭編。

『The Last of Us Part I』の終える頃には「これをペドロ・パスカルがやるのか…」と震えていたのだけれど、『〜 Part Ⅱ』を始めて「これをベラ・ラムジーとペドロ・パスカルがやるのか…」と震えている。

映画版『アンチャーテッド』がTVシリーズ版『ラスト・オブ・アス』と同じくプレイステーション・プロダクションズものである事は認識していたが、他にはどういうものをやっているのだろうと眺めてみたらニール・ブロムカンプが監督する『グランツーリスモ』とかがあってマジか〜となってしまった。

『The Last of Us Part I』はプレイしつつ延々どんよりした気分になり続けるあたりが印象的だったのだけれど、TVシリーズ版にもそういう雰囲気がだいぶ出てきた。

映画史の中の『AKIRA』を背負いたがるジョーダン・ピールはかわいかったのだな、と。

あの締め方は反則負けだと思う。

明日か明後日には『バビロン』を観るつもりなのだけれど、結局チャゼルの作品に一つも触れずにここまで来てしまった。

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ハン・ガン著 斎藤真理子訳『すべての、白いものたちの』が河出文庫になったんですよ。雪の結晶みたいな言葉で書かれた、様々な白さをめぐる連作散文詩として読み進むうちに、喪失と再生の物語が立ち現れてくる。単行本で読んだときは付箋だらけになりました。
平野啓一郎さんによる解説「恢復と自己貸与」、斎藤真理子さんによる「『すべての、白いものたちの』への補足」が新たに収録されています。

辻原登『円朝芝居噺 夫婦幽霊』読んだ。良い大嘘。凄いんだが、こういう凄さをどう活かせばいいのかはよく判らない。

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