こちらでも宣伝しよう。小説TRIPPER冬季号に『君の六月は凍る』という短編載ってます。内容はうまくひとことで言えないんですけど(だから小説にした)すごく読んでほしい。よろしくお願いします。
二年ぶりに忘年会に参加したんだけどなんか別世界みたいだったな。
"Archangel Matchbox" of St. Gabriel, St. Raphael, and St. Michael. Illustrations from "Great Hours of Anne of Brittany"
大天使3人のマッチ箱。図版はアンヌ・ド・ブルターニュの時祷書から。
文章を読んだときに画像をイメージする人としない人がいるの、おもしろいなー。
わたしは本を読むときは、意識しないと脳内でぜんぶ勝手に映像化されてしまい(よくわからないものはおぼろげなシュールレアルな抽象画のようになる)、これの問題点は、注意しないと、そこに書かれていなかった印象があとあと残ってしまう場合があることです。
あとノンフィクションやハウツーみたいな本まで脳内で映像となる。映像化しようがない内容の本は漠然と色やイメージ映像みたいなものになる。「あの全体に朝靄の青っぽい空気に満ちてた本」とか「緑色のきらきら光ってる山みたいな内容の本」といった感じで。
そのようなわけで、本の感想などを書くときは、意識的に映像を外して文字だけを再読するようにしないといけないし(じゃないと書けない)子どもの頃はそれがうまくできなくて読書感想文は苦手だった。
フェリペのあたらしい穴ぐら。