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展示が終わったので、一ヶ月以上止めてしまっていた研究に戻る。

芸術とは概念だということを確認したところで止まっていたけど、これは自分の研究の出発点や領域を確認するための、前提の前提みたいな段階。半年でこの進捗は :yabaidesuwa:
ということでちょっとずらして、「参加」や「関与」という経験や感覚について調べるところから再開。それも芸術分野からは一回離れて、医学・リハビリテーション科学の領域を切り込んでみた。
Häggström らによる『The complexity of participation in daily life (2008)』によると、後天性脳損傷患者のリハビリテーションという文脈では、日常生活における参加とは次の五つのカテゴリーの特徴を持った一連の経験であることが示唆されている: 「タスクを遂行すること」、「意思決定し、影響力を行使すること」、「有意義な活動に従事すること」、「他者のために何かをすること」、そして「所属すること」。
もちろんこれをそのまま芸術鑑賞の文脈に転用することはできないけど、少なからず共通点はありそう…という方向性で進めていってみようと思う。
medicaljournalssweden.se/jrm/a

ゲーミフィケーションについて語られた書籍「幸せな未来はゲームが作る」の一説をシェア!ゲームは「参加」「関与」感を与えることができると考えられる。(しかし近年のMMORPGは忙しすぎて却って現実社会に似た阻害を生んでいるような気も......)

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