俵星玄蕃、すっかり赤穂討入=テロと断じることが当世風になってしまっている今、義士外伝の講談を新作として芝居にするのは時代遅れと観る人もいると思うし、自分も思わなくもない。
でも菊五郎劇団のナレッジによる江戸の生世話から長谷川伸モノ系統の間くらいの塩梅の演出がよい。こーいう手ざわりが好きで30数年前見始めたのだと思い出す。
時代の変遷の下でたまたま大事件に触れたときの市井の感覚を芝居の中から共有できそうな瞬間ごあって、そのときはもう史実と切り離して観る。
古い理念で生きてきた人が時代遅れになっていく変遷の下にいる一角に、21世紀的視点をちよっと味付けに添える感じ
現代的感覚とのバランスはかなり考えられてる方ではないかと。昨今の新作の中では地に足ついた作り方。21世紀的要素を、この感触を保ったまま追加していける脚本を目指してくれたら理想的だなと思う
2.5の既存作品をパロディに使うのも楽しいけども、古典となった作品から得られるナレッジを応用して取り込んで時代の奥行きを出す作り方がよかった
あと槍術の立ち回り面白い
舞台写真買うか〜

天守物語、お玉が亀なの?今?とびっくりしたけど、すごく楽しそうでよかった
二人がじゃらつくとこ、会話が蝶々が翔ぶようだと言われるのも納得のやりとり 

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歌右衛門の観てみたかったな〜

🐯君の声がめっちゃ二枚目だった 台詞だけでかつて見た現團を越える説得力を持たせる図書
折しも、ジャパンも武器商人になっちゃうぞ★なニュースを見た後だったので、ラストは全部壊しちゃえ〜!という気持ちになって帰路

いわゆる百合じゃらじゃらのあのゆうるりした空気、歌さんから玉への系譜を感じる 今から新しく作ろうとしたとき、あれだけの間を作れる演出できるだろうか
なんだかんだ言って、歌の次に玉がきて、両方現れなかったら、こういう形で上演される形は残らなかったんでないか
バブル期には歌さんは最晩年だったから出られる演目も減ってったけど、口は元気だったし玉が精力的に色々やれた頃だったのも幸運だったかもなあ

歌さん関連、演劇史的な観点で最近書かれた本あるかしら最近の本あまり読んでないから
俵星玄蕃と天守物語でなんか色々初心の頃画懐かしくなっちゃったな
歌さんの関連書籍、保だけでは確かにアレではあるけど、マジでN川U介なんか並べて出すなWiki!
戸板先生とか出してないっけか

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