映画ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 見てきたよ
2ベイビーを見たとき、ちさまひはいつか協会と袂を分かって殺されるんじゃないかって考えてたんだけど、今作見るになんか大丈夫そうかな、って
二人が社会に溶け込んできて、社会の歯車になってきてるなって 良くも悪くも
でもそれってちさと&まひろがこの先の人生も全う(?)するためには絶対に必要で 殺し屋として生きていく以上長いものには巻かれてそれなりにやり過ごしていかなければならず……まあ二人はそのために育てられたんだろうけど
2ベイビーの下請け兄弟や、今回の冬村に比較すればちさととまひろはある種のエリートでもある それはそれとして
社会性が無くとも殺しさえ出来れば生きていくことはできる けれど、ちさと&まひろには生きる理由がお互いしか無いように見える 特にまひろはその傾向が強い
だからもし、まひろの提案した約束をちさとが受け入れてたら、二人は負けていたのかも 「生きてて良かった」はものすごく……何だろ、生きる力を感じる台詞だ
命あることに安堵してたまひろが、エブリデイ!ではカルビイカという新たに生きる目的を得たのがなんか……いいよな………
二人の死で綺麗に終わらせるようなことはせず、またダラダラと生活を続けていくのがベイビーわるきゅーれらしいな、と思った
物欲に耐えられず………
QT: https://fedibird.com/@lyslium/113238150491689349 [参照]
劇団四季「ゴースト&レディ」見てきたよ
ウォーッ原作からの改変、許せん!という思いとすごく良いミュージカルだった………(号泣 )という感情は同時に存在し得る
思ったより原作の流れをとんでもなく端折ってたのと、そも黒博物館の存在自体がない!という驚きもありつつ、このミュージカル自体が、グレイが我々(観客)に"見せている演劇"であるという演出は面白かった
よかったところ→ミュージカルゆえの"舞台"の扱い方、フローのオイルランプ(これは本当に良い追加モチーフ)、グレイの過去シーン、歌全般(とくにフローの慟哭)、豪華な衣装にセット
渋い顔になるところ→デオンの性別の確定、フローの"理想の女性"化、「戦争」の正体を描かなかったところ(日和ったわね……)
など
総評としてやっぱり原作の方が好きだな、でもミュージカルはミュージカルとしてすごく良いんだよ………!の感情 です 楽しかった
確かに原作が好きな人に見に行ってほしい(そして私と同じ感情を味わってほしい)し、ミュージカルが気に入った人にはぜひぜひ原作を読んでほしい