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『私のこの生涯 老舎中短編小説集』を読んだ。「繊月」が特に良かった。悲惨で暗い話なんだけど文章が美しい。「繊月」は下層の貧民を描いてて老舎のイメージ通りなんだけど、「問題としない問題」はイメージを覆すコミカルな作品でそれも良かった。

映画『SUPER HAPPY FOREVER』を観てきた。良い映画だった。伊豆の風景が綺麗で良かった。話も良い。前半はなんだこれって思ってたけど、事情が分かってきたら意味が分かる。

カエル肉は鶏肉みたいって聞いてたけど、食感は鶏肉に近いけど、味はけっこう違う。

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ベトナム料理屋でカエル食べてみた。味付けがよかったのもあって、けっこう美味しかった。

『きょうのできごと』の映画のDVDを注文した。柴崎友香ファンとしては観ておかないとね。

次は老舎を読もうと思う。それが終わったら小説以外の本に手を出してみようかな。

ルーデンス さんがブースト

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』

描かれるのは、たった数時間、人物も空間も限られた、特に大事件でも何でもない出来事。それが、語り手が次々と交代し、視点や時間を行きつ戻りつしながらじっくりと描写される。登場人物たちの、何かちょっとした動作や言葉が発せられる一瞬の中に膨大な情報が詰め込まれている。同じ人の中に相反する感情があり瞬間瞬間に大きく揺れ動くため、それぞれの人物像はなかなか定まらないのだが、その内面の感情の変化がとにかく細かく描写されていて、「そうだよな、人間ってこういう矛盾したものだよな」と歯痒くも愛おしさが湧いてくる。

限られた時空間が多角的に描写されているので、風景をかなり立体的に想像できる。まるで、同じ時間を繰り返すうちに少しずつ情報を得ていくタイムリープSFを読んでいるような気分にもなった。

最後の数ページ、あるセリフで薄膜がサッと剥がれたように空気が変わる。互いの愛情のすれ違いや「セリフは嘘をつく」を繰り返し描いてきた物語だからこそ、簡単なたった一言のセリフが浮き上がる。この小説の人々が希求してきたのはこれだったのか、と。鮮やか。

ワリス・ノカンの短編集『都市残酷』を読んだ。「ムハイス」と「人と離れてひとり暮らす叛逆者、ビハオ・グラス」が良かった。台湾原住民タイヤル族の置かれている状況やその歴史を知ることができてためになった。自伝的小説が多い印象。「ムハイス」は青春小説としても傑作。全体的に文章が上手くて引きこまれる。

戦前に「デニム」の言葉があった証、昭和天皇の購入記録発見 「国産デニムの聖地」岡山県井原市(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/articles/906e

ルーデンス さんがブースト

『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ』の第一話を観た。ドラマ版はコメディ要素が強いのかな多分。これから毎日見ようと思う。

ルーデンス さんがブースト

え?今ニュースで家計の負担にならない増税って言った?空耳かしら。そんな増税あるんですか?

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