この国の国語教育って、マジでナショナリズムを自然化してて引いちゃう。
いまだに入試国語では日欧比較論みたいなのばっかり読まされて、自然とエスノセントリズムが身につくようになってる。「虫の音を『音楽』と捉えるのは日本人だけ!」的なしょーもないやつ。
んなわけなかろうに、ふつうに考えて(『アリとキリギリス』でキリギリスが音楽家として表象されるのはなぜなのか)。こういう秒で反証できるクソダサいやつを素朴に信じてる「知識人」の多さにも辟易する。
まあ、どこであれ近代化のタイミングでは知識人がナショナリズムを牽引するものではあるんだけど、にしても200年近く同じネタ擦ってて恥ずかしくならんのかしらね。恥ずかしくならないまでも、飽きろよ。
まあ、そういう入試を勝ち抜いてきた入試エリートが官僚になって、経産省の日本スゴイポンチ絵みたいなものを作成するようになるわけで、とってもわかりやすいよね。