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長い文章を書いても、それが消えてしまったことは誰しもあるだろう。消えた文章を再現しようにも、同じ感覚ではなく、何かが足りない感覚になってしまって、大きな損失を被ってしまった感覚は、文字を書いて考える人なら、経験することかと。

こういう「勘違い」が、自分はもっと良い文章を書けるのだ、という錯覚に陥らせ、やる気を保たせてくれる。定期的に落ちて、データが消えてくれる方が、脳に良い刺激になるのかも。

Atomic Habbits(邦訳『小さな習慣』)という本で、小さな改善・進歩が積み重なってこそ、大きな成長につながる、と説かれている。当たり前のことなのだが、性急な結果を求める時代の趨勢もあってか、そんな悠長なことは言っていられない、と結果を早く求めようとしてしまいがちだ。そこに詐欺師が入り込む余地を与えてしまう。

何事もある程度、人並み以上に習得しようとするならば、それなりの時間をかけないといけないこと。そして、それに対して正当な対価を受け取るのを当然と捉えることが大切なのかと。科学技術は進歩しても、人間自体は、何も進化していないのだから。そこを勘違いすると、自己を肯定できなくなったり、劣等感を感じたり、と不幸しかない。

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