200万年にも及ぶ、狩猟生活時代の行動が、人間の本能を引き出す、ということで運動が、特に「走る」のが心身に良いという本は、よく見かけるし、実際に何冊も読んだ。それと同様に、「音楽」と「踊り」も、かなりの歴史があるのかと。発表会が始まって、急に物凄い動きを見せられ、唖然としていた観客も、次第に気持ちが融合したのか、無意識のように手拍子を打っていた。
頭の中を空っぽにして、運動に集中する、という点では、走るのも踊りも、似たような作用があるのかも。約1万年前、人類が農耕生活時代に入り、狩猟生活時代の野蛮性を解放する場として「祭り」が生まれたという言説を聞いたことがある。「踊り」はその中心だったのかも。
いちばん原始的なのは「走る」で、「踊る」は少し進化した人類が生み出したモノなのかも。違いは、集団で楽しめる点にあるのかと。私は、かなり内向的で、「人間は社会的動物である」というのはウソだと感じていたが、踊りを通じてなら、他人とも共感できるのかも知れないと、感じた。
繰り返しになるが、非日常的なイベントは、私にとって良い刺激になった。妻も娘も楽しかったに違いない。帰宅して、そのまま寝入ってしまったのは、私だけだったが。ヤツらは、元気いっぱいだ。いや、元気すぎて困るくらいだ。少し元気を分けて欲しい😄