最近、Highly Sensitive Person (HSP) という名前で呼ばれているが、単に内向的な性格と理解している。社会が、外交的であるべきだ、という勝手な押し付けをするだけで、能力的に劣っている訳ではない。
外交的な人間は、人と関わることでエネルギーを得るらしい。内向的な私は、大量のエネルギーを奪われてしまう。直接、人と関わらなくとも、読書という手段で先人から学ぶことはできる。飲み会などで、偉そうげな講釈や説教から学ぶより、本を書くほどの言語力をもった人間から学んだ方が、何倍も役に立つ情報は得られるのかと。
ただ、生きてゆくために、人との繋がりを広げる必要がある、と信じ込まされている。それは、究極的には「良いカモ」を見つける手段でしかないのかと。本当に重要な人との繋がりは、無節操に人間関係を広げることで得られるものではないのかと。
スマホが普及して、ネットで人と繋がりやすくなるにつれ、内向的な人間にも大きな機会が訪れている。直接の対話が役立つこともあるが、必要のないストレスやエネルギー消耗であることの方が多いと感じている。もっと自分自身の世界に浸った方がいいのかと。